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パリ カルチャー施設&レストラン デザイン情報

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芸術、科学技術、自然が交差する巨大カルチャー施設、Hangar Yがオープンした。Hangar Yは1878年のパリ万国博覧会の際、世界初の飛行船格納庫として建設されたが1981年にその扉が閉ざされ、長い間放置されていた。煉瓦の壁と同時代に建てられたエッフェル塔を彷彿させる鉄骨が目を引くHangar Yの建物は、展示やイベントスペースとして使用される。建物の周りは9ヘクタールの公園が広がり、19人のアーティストの作品が野外展示されている。
アラブ諸国の文化を研究する機関として1987年に開館したアラブ世界研究所に、アラブ料理レストランDar Mimaがオープンした。幾つものホットスポットを手掛けるParis Societyと俳優かつコメディアンのJamel Debbouze氏がタッグを組み造り上げた。アラブ建築のマシュラビーヤという格子窓を取り入れ、木製の格子から差し込む優しい光が空間を演出する。大理石、フリンジのベロアソファーやモザイクタイルなど、西洋とアラブが折衷した贅沢なデザインが新たな客層を惹きつける。

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韓国 リテールショップ&クリニック デザイン情報

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香水はどんな原料を選び、どんな方式で組み合わせるかによって無数の香りを作り出す。そして、その点は空間デザインと同じである。素材の中心は「木材」。様々な木の種類と質感は香りをさらに豊かにする要素である。もう一つの素材は「レジン」である。空間に入ると、訪問客の視界に広がる3mほどの大きなレジンの壁。質感が感じられる部分を内側に、なめらかな面は露出し、その質感がほのかに漏れるよう演出した。
墨絵を描き出すように墨色に薄い彩色で完成した空間、 「LaBom整形外科」 。空間を描くために石と木の素材を使っている。荒々しさを感じる壁と光を含んだ壁。そして空間の余白を極大化する鏡の要素を背景に使用している。墨絵のナチュラルさを具現化するために、実際の石にオイルをつけ、ツキ板に色を濃く塗ることで墨の存在感を引き立てるようにした。色はさらに単調で、明暗が与える色彩は直観的、そして優雅な雰囲気を同時に感じることができる空間である。

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ベルリン コンセプトストア&レストラン デザイン情報

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この街のラグジュアリー・ファッション&インテリア界を牽引してきた「The Corner」が、オープンから14年を経てリローンチしたコンセプトストア「The Square」。階段を取り払い、6メートルという天井の高さを生かした明るい空間は、オフホワイトで統一。アーケード状の壁は、この場所を外界の喧騒から隔てながらも開放感を感じさせる。家具やオブジェ、テーブルウェアまで、ライフスタイル全般を提案する場としてコンセプトも変化した。
スターシェフのBjorn Swansonが手掛けるレストラン「jord」が、オープンした。看板がないこの店は窓に面してずらりとワインが並ぶ棚だけが、料理とワインを提供する店だと伝えている。もともとギャラリーだったコンクリート打ちっぱなしの空間に、アースグリーンの椅子と分厚い無垢材を使ったテーブルを配置。唯一の装飾品は天井にはめ込んだ大きな真鍮製の梁だけである。

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NYC フラッグシップストア デザイン情報

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パンデミックの影響と経営的なミスから、ニューヨークの旗艦店を惜しまれながら閉店したビューティ&コスメティックブランドGlossierが、再びソーホーに新しい旗艦店をオープンし連日の賑わいを見せている。7000平方フィートという広い面積には、ラウンジやギフトショップを備えている。ブランドロゴを配した鏡や「YOU LOOK GOOD」というブランド標語は健在ながら、前店舗よりもアップグレードされ、洗練された大人っぽい表現が、ブランドの成熟を窺わせる。
キーカラーである「ミレニアルピンク」に、赤を差し色として加え、NYサブウェイからインスパイアを受けた白いタイルを全面に使用したモダンなインテリアとなっている。ゆったりとしたラウンジエリア、大食堂を想起させる販売カウンターなど、客がじっくり接客を受け、他客や販売員とコミュニケーションをしながら買い物ができるショップづくりとなっている点が注目。

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韓国 クラブハウス&ホテル デザイン情報

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HDC Resort Seongmunan Clubhouseは「Feel the Nature」をコンセプトの元、人工的な建築物よりも自然景観を強調し、「自然に静かに染み込む空間」として企画された。カントリークラブを訪れた訪問客を歓迎するのは庭の真ん中にそびえている色とりどりの造形物。遠くから眺めると広々とした大地が見渡せ、建物は土の中に埋もれているように静かに佇んでいる。自然融和的な共生の空間が誕生した。
hotel tt Gupoの1階と20階の設計は、骨組みが施工されている状態からスタートした。釜山を横切る海につながる川と山に囲まれた自然生態公園が一望できる場所に位置する。釜山の象徴的なイメージである海や川を空間に溶け込ませるために、1階のロビーの天井は波のように表現。20階のレストランには低い天井と長い廊下という短所を克服するため、自然風景を見られるように大きな窓を設置した。

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NYC ミュージアム デザイン情報

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コロナ禍によって18か月の長きに渡る閉館を余儀なくされ大打撃を受けたブロードウェイの劇場街にエンタテーイメント&ショーの歴史を包括的に紹介する博物館Museum of Broadwayが、タイムズ・スクエアにオープンした。1700年に遡るニューヨーク劇場街の歴史を時系列で辿り、数々の名作の舞台裏を紹介する没入型の展示が話題を呼んでいる。3階立ての博物館では、これまでNYで上演された500以上の作品を紹介。有名ミュージカルの衣装や実際に劇中で使用された小道具などの貴重なアーカイブも、惜しみなく展示されていて見どころとなっている。「ウエストサイド ストーリー」のカフェや、「プロデューサーズ」のオフィスなど、舞台セットを忠実に再現したアトラクションの数々は、没入体験、インスタ映えスポットとしてにぎわっている。

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ベルリン ホテル&レストラン デザイン情報

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10年近い工事期間を経て、昨年末についにオープンを迎えたホテル「Telegraphenamt」。20世紀初頭に街の中心部に完成したここはドイツ最大級の気送管郵便局だった。ネオ70年代の家具でアクセントを加え、エレガントだがくつろげる空間作りを目指した。エントランスには当時の機械を置き、気送管をアップサイクルしたライトを設置。歴史を感じるが新しい、ベルリンらしいアドレスが誕生した。
ホテル「Telegraphenamt」の1階にオープンしたのがレストラン「Root」。ホテルのお客はもちろん、街の人たちにも気軽にこの場所に立ち寄ってほしいと考え、ホテルのレセプションとは違う場所に入り口を設けた。インテリアはアールデコ、バウハウスなど、この建物が作られた1910年〜20年代のデザインからインスピレーションを得て全体的にシックで落ち着いた印象に。気送管郵便局時代の大きな気送管や機械もそのまま残し、インダストリアルな雰囲気もミックスしている。

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オランダ カフェ&バー デザイン情報

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Moosはアムステルダムスクールスタイルの集合住宅「ヘット・シップ」で知られるSpaarndammmerbuurtに位置するカフェ、バー。この地域の建物は、20世紀初頭の建築運動の特徴である華麗なレンガ造り、多くの装飾要素、さまざまな素材の組み合わせ模様、職人のこだわりなど多くを備えている。 Moosのインテリアは、その豊かな建築環境にふさわしく、赤レンガの色調、精巧なパターンで配置されたタイル面、床の仕上げ、洗練されたディテールなど、アムステルダムスクールの価値観を反映したものとなっている。角地にある建物の1階にあり、高い天井と大きな窓から差し込む日差しが特徴。大理石に真鍮、木材、淡いピンク、ベージュ、明るい黄色のタイルを組み合わせたバーは、この施設の中心的な役割を担っている。

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NYC ストア デザイン情報

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新たなコンセプトのリテールストアSEED Brklynがオープンし、ミレニアル世代を主客とする新しいリテールの形を具現化し話題となっている。アーティスト、Christophe Robertsが主催するこのセレクトショップは、Oasisと呼ばれるNFT(仮想通貨)ギャラリーを併設しており、NFTアートを鑑賞、ウェブサイトを介して購入することができる。その他にも、カフェを併設し客同士がDiscordというコミニケーションプラットフォームを使用して会話したり、パブリックガーデンを整備するなど、新生代ならではのローカルコミュニティの活性化を目指している。ファウンダーのChristopheが店内のマネキンや什器などすべてのデザインを手がけ、前衛的な雰囲気を主としながらも、植物をふんだんに配置するなどサイバーパンク、デストピアといったキーワードを連想させる内装となっている。

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ベルリン コワーキングスペース デザイン情報

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ビール工場の跡地に生まれたサーキュラーエコノミーコミュニティスペース「CRCLR House」。廃棄されるはずの“ゴミ“をリサイクル、アップサイクルして造られたこの建物は、未来の建築として注目されている。ビール工場が壊された後に残っていた木や鉄骨などの建材を再利用するだけでなく今後改築や撤去される場合でも解体しやすく、また、新しく次の建築物に利用しやすいように造られている。
ドイツ初の教会内コワーキングスペースとして有名なアーヘンのdigitalCHURCH。入り口と礼拝堂の部分をガラス戸で仕切ることで断熱効果をあげ、隣接する部屋にはボイラーを取り付け、巨大な空間を生かして長いテーブルを中央に。新たな人気スポットが誕生した。

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NYC エキシビション デザイン情報

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今年で創業者のルイ氏が生誕200年を迎えるLouis Vuitton 。旅行鞄職人として若干16歳でブランドをスタートした初代が1850年代につくった50X50X100cmのトランクの原型が、世界で愛される同ブランドのすべての始まりだった。200周年を記念して、200個のトランク型のキャンバスに200人のアーティストたちが思い思いのクリエーションを施し展示するエキシビジョンをNYで開催。惜しまれながら数年前に閉店した老舗百貨店バーニーズNY本店跡のビルを使用している。バーニーズNY内の人気レストランだったFred’sも期間限定でオープンし日々満席となっている。

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パリ 商業施設 デザイン情報

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モンパルナス地区に複合施設Les Ateliers Gaiteがオープン。世界中で活躍する建築家集団MVRDVが設計を手掛けた建物内には、ショッピングセンターやフードコート、コワーキングスペースなどが入っている。内装では環境を配慮し使用する素材を最小限にし、低炭素型コンクリートが使用された。
9月にオープンした複合施設、通称Tours Duoは、フランスの巨匠建築家ジャン・ヌーベル氏が設計し、エッフェル塔とモンパルナスタワーに続いてパリで3番目に高い建物として注目されている。パリでは珍しい高層ビルDUO-1(高さ180m、39階)とDUO-2(高さ125m、29階)から成り、V字の象徴的なフォルムはパリ東南の新ランドマークとなった。

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NYC リテールショップ デザイン情報

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全米で500以上の店舗を運営するJ Crew。コロナ禍の影響で苦境に追いやられた同社は22秋冬のコレクションより起死回生を狙うべく新コンセプトストアをオープンした。6000SQFTを超える面積のアップスケールな店舗にはミッドセンチュリーの家具や販売もしているヴィンテージ雑貨などが配されており、天井からつるされたカヌーやアンティークのバイクグッズやアナログのレコードプレーヤーなどは、新コレクションのディレクターを務めたBrendonならではのダンディズムを現わしている。1947年に創業されたJ Crewのブランドヘリテージが息づく店舗となっている。

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ベルリン ギャラリー&レストラン デザイン情報

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閑静な邸宅街ダーレム地区の一角にドイツ有数のギャラリスト、キュレーターHeiner Bastianとその息子Aeneas Bastianが新しいギャラリーを生みだした。無駄を削ぎ落とした非常にシンプルな展示空間に、床から天井まである大きな窓。アートに集中できる環境が整っている。
第二次世界大戦後の「“ドイツ人“の追放」をテーマとしたミュージアム「逃亡・追放・和解の資料センター」の中にある、レストラン「MARGARETE」。「辛く暗い過去が現在の和解につながっていくように…」というコンセプトは新旧入り混じる空間や1920年代の家具や建築をモダンなデザインと結びつけたインテリアから感じ取ることができる。

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パリ 図書館&ホテル デザイン情報

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12年という長い工事期間を経て、2022年9月にリニューアルオープンしたフランス国立図書館(BnF)のリシュリュー館。高さ20mのガラス張り天井から自然光が差し込むホールには歴史書や哲学書、そして家族でも楽しめるバンド・デシネ(フランス版漫画)が多く並べられ、新生リシュリュー館を象徴する場所になった。
バスティーユとサン・ルイ島の間に位置するセーヌ川沿いにオープンしたライフスタイルホテルSO/は、クリエイティブでファッショナブルな前衛的デザインが特徴である。様々なアーティストとの協業による個性的な空間は、共有スペースから客室まで、館内中がアートで溢れている。

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