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アートギャラリー・美術館情報 - 2023年9月おすすめ展覧会

2023年9月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。

芸術祭「奥能登国際芸術祭2023」開催
2023年9月23日 (土)より石川県珠洲市全域で現代アートの芸術祭「奥能登国際芸術祭2023」が開催されます。「奥能登国際芸術祭」は、国内外のアーティストが珠洲という場所に向き合い、土地に根差した作品表現をすることで支持を集めてきました。そして今秋、3回目となる『奥能登国際芸術祭2023』が開幕します。アーティスト、市民、サポーターが協働してつくられる現代アートと奥能登の風土が響きあい、五感を揺さぶる時間と空間の体験が生まれます。

会期:2023年9月23日(土)‐ 11月12日(日)
開館時間:9:30 -17:00 (一部夜間作品は21:00まで)
会場:石川県珠洲市全域(247.20km²)
公式URL:https://oku-noto.jp/
主催:奥能登国際芸術祭実行委員会

東京都現代美術館 「MOTコレクション 被膜虚実/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」展
東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約 5700 点の作品を収蔵しており、「MOT コレクション」展では、会期ごとに様々な切り口を設けて収蔵作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信を行っています。
1階では、「被膜虚実(ひまくきょじつ)」と題し、1980 年代末以降の作品が紹介されます。また3階では、「特集展示 横尾忠則―水のように」と題し、2021 年の当館での個展を機に収蔵された作品を中心にご紹介します。1960 年代から近作まで、その変化に富んだ数々の作品に表れた「水」の表現に注目することで、新たな魅力を探っていきます。あわせて、横尾とゆかりの深い作家の作品も展示されます。また、今年生誕 100 年を迎えたサム・フランシスの大きな絵画のシリーズもお楽しみください。

会期:2023年7月15日(土)〜11月5日(日)
休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)9/19、10/10
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料:
一般500円(400円) / 大学生・専門学校生 400円(320円) / 高校生・65歳以上 250円(200円) / 中学生以下無料
※( ) 内は20名様以上の団体料金
※ 企画展「デイヴィッド・ホックニー展」、「あ、共感とかじゃなくて。」展のチケットでMOTコレクションもご覧いただけます。
※ 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※ 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料になります。

会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
画像:三上晴子《スーツケース | World Membrane: Disposal Containers–Suitcases》《[スーツケース(黄)]》1992-93[部分]
MOT コレクション展示風景 撮影:柳場大
URL:http://bit.ly/3NAVNAz

金沢21世紀美術館 「Alex Da Corte Fresh Hell アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」
金沢21世紀美術館では、2023年4月29日(土・祝)〜9月18日(月・祝)の間、「Alex Da Corte Fresh Hell アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」を開催します。
アレックス・ダ・コルテは、自分にとってなじみ深いと感じるオブジェやアイコンと戯れながら、それらの本来の意味を解体/再構築する作品で知られる作家です。テレビ、映画、コミック、アニメーションなどを中心に大衆文化や消費文化、美術史、デザインなど、様々なソースからインスピレーションを得る点に特徴があり、映像、彫刻、絵画、インスタレーションなど多様なメディアを駆使しながら、アメリカ中産階級の視覚文化をサンプリングしています。
どの手法においても鮮やかな色彩と形にこだわりが見られ、見慣れたモチーフも美術史に関する広範な知識と繊細で独特な感性によって、濃厚で優美なアッサンブラージュとなります。人々を誘引する魅力がある一方で、孤独や不安といった、言葉に出来ない人間の情感にも訴え、理性的に整理された領域でなく、奇妙な妄想の世界で人々を踊らせるような魅力をまといます。
アジアの美術館で初めてとなるアレックス・ダ・コルテによる本展覧会では、最近作を含めた全11点の映像インスタレーション作品などを紹介します。

会期:2023年4月29日(土・祝)〜9月18日(月・祝)
休場日:月曜日(ただし9月18日は開場)
開場時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※観覧券販売は閉場の30分前まで
会場:金沢21世紀美術館 展示室7〜12、14
日時指定ウェブチケット購入方法:ウェブサイト(https://www.kanazawa21.jp)よりご購入いただけます。

画像:アレックス・ダ・コルテ《ゴム製鉛筆の悪魔》2019
© Alex Da Corte studio

国立国際美術館「コレクション1 80/90/00/10」
国立国際美術館では2023年6月24日(土)から9月10日(日)の間、「コレクション1 80/90/00/10」が開催されます。
令和4年度の新収蔵品をご紹介しながら、1980年代から2010年代までの美術が幅広く展覧されます。令和4年、国立国際美術館は村上隆の絵画作品を初収蔵しました。《727 FATMAN LITTLE BOY》(2017年)は、村上が1996年以来制作してきた代表的シリーズ〈727〉のうちの一点で、国内に所蔵される村上作品としては最大級のものになります。本コレクション展にて国内初公開となるこの機会に、東京国立近代美術館所蔵および寄託となる村上の初期作品5点も合わせて展示されます。他に、同じく昨年度収蔵した西山美なコの絵画作品、乗り物をモチーフにした國府理の初期作品、国内では初の美術館コレクションとなったドイツのアストリッド・クラインの写真作品も新収蔵品のご紹介です。また、2010年の個展「束芋:断面の世代」を機に収蔵した束芋の映像インスタレーション、2018年開催の「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」展を経て収蔵が実現した中原浩大の絵画インスタレーションなど、合わせて50点以上を展示します。 どうぞお楽しみください。

開催日:2023年6月24日(土)〜9月10日(日)
開催時間:10:00〜17:00、金曜・土曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立国際美術館 地下2階展示室
休館日:月曜日
主催:国立国際美術館
協賛:公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
観覧料:一般430円ほか
※本展は同時開催の「ホーム・スイート・ホーム」展の観覧券でご観覧いただけます

画像:村上隆《 727 FATMAN LITTLE BOY》2017年 Background in collaboration with MADSAKI
国立際美術館蔵 ©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
URL:https://bit.ly/45ZgihU

水戸芸術館 水戸市民会館開館記念事業「アートセンターをひらく 2023−地域をあそぶ」
水戸芸術館の隣に開館する市民会館の門出を祝い開催される展覧会「アートセンターをひらく」の第2弾が開かれます。
主会場となる水戸芸術館の現代美術ギャラリーでは、子どもからシニアまで幅広い層の人びとが創作と交流を楽しめる場が設けられ、また「地域」と「あそぶ」をキーワードにコレクション作品を展示、そして地域の団体や市民と協働してきたプロジェクトを紹介し、街中展開の拠点となります。
プロジェクトによって様子が変わり、新しい何かが生まれていくアートセンターにぜひ遊びにいきましょう。

開催日:2023年7月22日(土)〜10月9日(月・祝)
開催時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)*水戸市民会館8:30〜22:00/京成百貨店10:30〜19:00
休館日:水戸芸術館 月曜日(※ただし9月18日、10月9日開館)、9月19日(火)
京成百貨店 9月13日(水)、10 月4 日(水)
主会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
連携会場:水戸市民会館、京成百貨店 ほか
画像:ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー《美の論理》2012年 水戸芸術館所管 撮影:木奥惠三
URL:https://onl.sc/KkCGLUL

大阪中之島美術館 企画展「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」
大阪中之島美術館は、開館後初めてとなる「民藝」をテーマにした企画展『民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある』を、2023年7月8日(土)〜9月18日(月・祝)の期間、開催します。約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々を展示します。どうぞご覧ください。

会期:2023年7月8日(土)〜9月18日(月・祝)
休館日:月曜日※ただし、9月18日(月・祝)は開館
開場時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
会場:大阪中之島美術館 4階展示室(大阪市北区中之島4丁目3-1)
観覧料:一般1,700円(団体1,500円)高大生1,300円(団体1,000円)
※中学生以下は無料
※()内は20名以上の団体料金
URL: https://mingei-kurashi.exhibit.jp/

東京国立博物館 「博物館でアジアの旅 アジアのパーティー」
東京国立博物館では2023年9月26日(火)〜10月22日(日)の期間中、「博物館でアジアの旅」を開催します。「博物館でアジアの旅」は、今年で記念すべき10年目を迎える秋の恒例企画です。アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんだ作品を館内随所に展示します。今年のテーマは「アジアのパーティー」です。雅な人びとの詩会のひとときや音楽の集いを描いた作品、アジア各地の宴に用いられた酒器や祭器、婚礼を祝う人びとの思いが込められた刺繡など、アジアのパーティーにまつわるさまざまな作品が紹介されます。どうぞお楽しみください。

会期:2023年9月26日(火)〜10月22日(日)
会場:東京国立博物館 東洋館
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、10月10日(火)※10月9日(月・祝)は開館
URL: https://onl.sc/TvwuHtD

ATELIER MUJI企画展 Life in Art 「JAPAN CRAFT『百工のデザイン』展」
ATELIER MUJI企画展 Life in Art 「JAPAN CRAFT『百工のデザイン』展」が、2023年9月29日(金)から10月29日(日)までATELIER MUJI GINZA Gallery1・2で開催されます。Life in Art は良品計画が主催する日常芸術をテーマにアート (=文化) を広げるプロジェクトです。2011 年に始動した本プロジェクトは、2021 年は「アート」、2022 年は「デザイン」、そして今年は「クラフト」をテーマに掲げ、『JAPAN CRAFT』と題し、日本各地に広がる日用の工芸にスポットをあてた展覧会を開催します。

会期:2023年9月29日(金)〜10月29日(日)※9/29〜10/9は展示期間、10/10〜10/29は販売期間
販売期間は事前予約制(申込受付10/4開始予定)、一部入場制限を設ける可能性あり。詳細はSNSもしくは公式ウェブサイトを参照。
時間:11:00〜21:00
休館:店舗に準ずる
会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
料金:無料
URL:https://www.idee-lifeinart.com/

藝大アートプラザ 企画展「境界ーborderー」
小学館と東京藝術大学の協働事業である、東京藝術大学美術学部構内(台東区・上野)のギャラリー「藝大アートプラザ」の企画展「境界ーborderー」が、2023年9月30日(土)から11月26日(日)まで開催されます。20名超の藝大関連アーティストが、「境界」をテーマにした作品を展示販売します。
会期:前期:2023年9月30日(土) 〜10月22日(日)
後期:2023年10月28日(土) 〜11月26日(日)
休館日:月・火曜 ※展示入れ替えのため 10月23日(月) 〜27日(金) は休業
時間:10:00〜18:00
会場:藝大アートプラザ
料金:無料
URL:https://onl.tw/snsqPT1

松川ボックス「アニッシュ・カプーア展」
建築家 宮脇檀の名建築・松川ボックスに新たなアートギャラリー「THE MIRROR」がオープンし、2023年9月20日(水)から2024年3月29日(金)まで「アニッシュ・カプーア展」を開催します。「THE MIRROR」はアート、デザイン、文学、サイエンスなど様々な人文・芸術の創造の場として2014年に銀座に初めて出現。2023年秋、西早稲田の松川ボックスにて再びアートを中心に様々な活動を展開します。
会期:2023年9月20日(水)〜2024年3月29日(金)
開廊時間:水曜日、木曜日、金曜日の午後1時から5時まで
会場:松川ボックス A棟
東京都新宿区西早稲田2-14-15
予約:1時間入れ替え制 予約サイトより予約要
定員:各回10名まで
料金:1名 1,000円(税込)中学生以下無料(未就学児の来場はご遠慮ください)
主催:TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE
協力:Anish Kapoor Studio
photo:Anish Kapoor, PK100641 2018
URL: http://the-mirror-ginza.com/

Lurf MUSEUM / ルーフミュージアム大桃洋祐個展「Walk around my town」
大桃洋祐個展「Walk around my town」が2023年9月8日(金)から10月2日(月)までLurf MUSEUM(ルーフミュージアム)で開催されます。本展は、大桃洋祐の初個展「ぼくの街においでよ」から5年を経て今現在までの自身を総括する展示となっており、初の大型ペンティングを含む約30点以上を展示します。また、大桃洋祐の作品集『ON THE CORNER 大桃洋祐作品集』(玄光社)も発売が決定。発売に先がけて本展にて先行販売を行うほか、本展に合わせて制作した大桃洋祐のグッズをLurf MUSEUMの店頭・オンラインストアにて販売します。

会期:2023年9月8日(金)〜10月2日(月)
時間:11:00 - 19:00 
閉館日:不定休
会場:Lurf MUSEUM / ルーフミュージアム 2F
料金:無料
URL:https://lurfmuseum.art/


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