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「ADFデザインアワード2025」第一弾審査員発表!

NPO青山デザインフォーラム(ADF)は、15回目となるADF主催の国際デザインアワード「ADFデザインアワード2025」の審査員(第一弾)を発表いたします。今年度の審査員も、世界各地から建築・デザイン業界の著名⼈が名を連ねました。決定した4名の審査員は、下記の通りです。

Joe Chan/  Principal of Designtone Interior Practice
Alberto Bortolotti/  Order of Architects of Milano
Chatpong Chuenrudeemol/  Director of Chat Architects
Keat Ong/  Principal of Keat Ong Design, President of Asia-Pacific Space Designers Association (APSDA)

Joe Chan

Joe Chanは、オーストラリアで建築を学び、世界有数の設計事務所で10年間上級管理職を務めた後、Designtoneを設立しました。創造的な自由を追求する彼のデザイン哲学は、適応性を重視し、多様なデザイン課題に対応できるよう事務所のスタイルを進化させています。

インテリアデザインの限界に挑戦するその情熱は、実務にとどまりません。テイラーズ大学で非常勤講師を務めるほか、幅広い講演活動を通じて知識を共有しています。また、MIID(マレーシアインテリアデザイナーズ協会)の副会長およびIFI(国際インテリア建築師デザイナー連盟)の理事(2022-2024)として、業界の発展においてもリーダーシップを発揮しています。

Alberto Bortolotti

Alberto Bortolottiは、ミラノ工科大学建築学科(都市計画学専攻)の卒業生で、現在ミラノ建築家協会の副会長を務めています。これまでに『アビターレ』や『ドマーニ』、『ハフィントンポスト』などの全国誌や新聞に寄稿してきました。また、母校であるミラノ工科大学の建築・都市学科において都市政策の研究を行っています。

彼の研究は国際的にも広がり、ベルリンのフンボルト大学、ルーヴェン・カトリック大学、アムステルダム大学と共同でプロジェクトを進めてきました。さらに、イタリア文化省や欧州議会を含む国内外のさまざまな機関と連携し、都市再生プロセスを中心とした研究に取り組んでいます。

著書『Modello Milano』(2020年)では、近年の主要都市における変容について深く考察しています。

Chatpong Chuenrudeemol

Chatpong Chuenrudeemolは、バンコクを拠点とするCHATアーキテクトの創設者です。2020年にタイの現代アーティストに贈られる最高賞「シルパトーン賞」を受賞しました。

彼のプロジェクトは、世界建築祭やソウル・デザイン賞(持続可能な生活のための賞)、オーストラリア・グッドデザイン賞(公共空間部門)、さらにアーキテクチュアル・レビューの「New into Old」アダプティブ・リユース賞など、国際的に名高い賞を多数受賞しています。

また、チャットの作品は国内外で展示されており、最近では2024年広州デザイントリエンナーレの「バンコク・バスターズ」展にも出展されました。

Keat Ong

建築家として教育を受けた学際的デザイナー、キート・オン教授は、数々の受賞歴を誇る著名なデザイナーです。 キート・オング・デザインの創設者兼デザイン代表であり、SCKD Pte Ltdの共同設立者でもあります。また、シンガポール・インテリアデザイナー協会(SIDS)の会長を3期務めました。

2014年にはシンガポール・デザイン・アワードでアジアのトップデザイナーの一人に選出され、さらにINTERIOR DESIGN誌より2016/2017年の「デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。

彼はまた、デザイン方法論について綴った著書『Injecting Architecture』の著者でもあり、この本では厳選されたプロジェクトを通じてその理論を実証しています。

「ADFデザインアワード2025」概要

アワードの応募期間は、2024年8月15日(木)から12月20日(金)まで(日本時間必着)です。賞金は、最優秀賞に30,000米ドル、全カテゴリーから選ばれる優秀賞2本にそれぞれ5,000米ドル、賞金総額は約50,000米ドルとなります。「ADFデザインアワード」は、世界に向けて皆様のデザイン作品を発信する絶好のチャンスです。

「ADFデザインアワード」のミッションは、世界各地で生まれた最新で優れたデザインを発掘し、その価値を評価するとともに、まだ出会ったことのない人々へその魅力を届けることにあります。単に美しい見た目だけでなく、そのデザインがどのような背景や思想から生まれたのかを重視し、斬新なアイデアによって人々の生活を豊かにし、環境にも配慮した新たなデザインの可能性を追求する作品を募集しています。

さらに、最優秀賞および優秀賞の受賞者には、副賞として2025年4月に開催予定の世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の期間中、フォーリサローネのADF会場で作品を展示する機会が与えられます。また、レセプションパーティーでは、関係者を招いた交流の場も設けられます。

加えて、受賞者はADFが運営するメタバースミュージアム「COCO WARP」での作品展示や、1年間のPRサポートを受ける機会も提供されます。世界中の注目が集まるミラノデザインウィーク期間中、皆様の革新的な作品が世界に発信されることを心待ちにしています。


募集要項
●タイトル   「ADFデザインアワード2025」
●アワード募集カテゴリー
1. ホスピタリティ    : ホテル、カジノ、テーマパーク、パビリオンなど
2. コマーシャル&オフィス : ショッピングセンター、デパート、オフィスビルなど
3. 集合住宅       : 個人住宅、インテリア以外
4. 教育とスポーツ     : 学校、研究施設、スタジアムなど
5. 文化的建造物      : 劇場、図書館、博物館、美術館、ギャラリー、病院など
6. 公共建築        : 公共建築物、空港、駅、港など
●応募URL https://9154.evalato.com/
●応募受付期間 2024年8月15日(木曜日)〜12月20日(金曜日)※日本時間必着
●賞金総額:約5万米ドル
最優秀賞:30,000米ドル(全カテゴリーより1作品)
優秀賞:5,000米ドル(全カテゴリーより2作品)
※但し、賞によっては「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
●副賞
o 最優秀賞、優秀賞受賞者は「ミラノサローネ国際家具見本市」の期間中にフォーリサローネのADF会場において作品が展示されます(展示は写真及び模型等)。
o 設営費用として、1,000米ドルまでを青山デザインフォーラムが負担いたします。
o 受賞作品はADFが運営するヴァーチャルミュージアム「COCO WARP」での展示する機会が与えられます。
o 受賞作品はADFが運営するアートギャラリーでの展示する機会が与えられます。
o 最優秀賞受賞者はADFビジネスマッチング事業部で1年間PR業務をサポートいたします。
●応募作品 3年以内に竣工した物件
●応募資格
o 個人またはグループ(1グループ1作品案まで)
o 国籍不問
o ADFの会員であること(入会費用は無料)
●応募費用 無料
●提出物
1. デザイン提案書:デザインコンセプト、マテリアル、ディテールについて(A4横 PDFで5枚以内)
※解像度300dpi以上、ファイルサイズは10M以内、フォントサイズは11pt以上
2. デザイナー経歴書(A4横PDFで5枚以内)

●審査基準
“しさ:形状、色彩、ディテール、素材選定が芸術的な価値がある。
▲ぅ離戞璽轡腑鵝Ъ匆駟儔修紡弍し、新素材、革新的な建設プロセス、先駆的なデザインを採用し、限られた条件の中でイノベーションを起こすことにチャレンジしている。
M益性:建築物が使用するユーザーや環境に配慮し、有益であり、持続可能な建築物である。
っ楼萓 / 文化性 / 時代性 : 地域との融合と差別化、表面的な美しさが時代的で文化的背景に適合している。

●結果発表 2025年3月12日(水曜日)
●使用言語 英語
●主催 ADF
●お問い合わせ先 email:award@adf.or.jp
●その他
・ 賞金には税が含まれております。
・ 募集要項に記載された事項以外について取り決める必要が生じた場合、主催者の判断により決定いたします。
・ 応募者は、応募作品の一部あるいは全部が第三者の権利(知的財産権や著作権等)を侵害しないことを確認した上で、応募作品を提出するものとします。応募作品の著作権は、応募者に帰属します。応募にあたっては、必要に応じて応募者自身で権利保護等の措置を講じてください。
・ ADFがアワードの趣旨に基づいて、応募作品をPR等に利用する場合には、応募者は無償でこの利用を認めるものとします。


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