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NYC フラッグシップストア デザイン情報

GARDE様のご協力による海外レポートをお送りします!

抱えていた巨額の負債とコロナ禍のあおりで2020年に業績低迷の末に破産したJ.Crew。海外店舗も含め多くの店舗を閉店し、CEOやクリエイティブチームを刷新し起死回生を図った。ブランド立て直しのためにメンズウェアの責任者に就任したBrendon Babenzienのディレクションでオープンしたメンズストアは、ブレンドンならではのライフスタイル提案と着こなしのアイディアが詰まった店舗となっており、新旧のJ Crewファンを惹きつけている。1階はサーフィン、スケートボードなどのスポーツ&ライフスタイル提案や、アートブック、コスメ、ボンドストリートオリジナル商品がラインナップされている。階段を下りた地階は、壁沿いにバーコーナーがあり、ダンディな雰囲気が漂う。またこの旗艦店ではBunger Surf ShopやBeamsなど、他ブランドとのコラボレーションも展開しよりその世界観を広げている。

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ベルリン リテールショップ&インテリアストア デザイン情報

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パリで創立されたファッションブランド「Sézane」が昨年10月に、ベルリンでポップアップストアをオープン。親密な空気感を演出するため、家具はヴィンテージ調のダークウッドのものを揃えた。床にはジュートのラグのような自然な風合いのある素材をセレクト。冷たい印象を与えがちな鏡張りのコーナーは奥に作り、座り心地の良いヴェルヴェットの低く長いソファを置いて試着スペースを構築した。
「Good old Goods」のポップアップストアでは、さまざまな時代の家具を組み合わせたインテリアのアイデアを提案している。機能的で古さを感じさせないインダストリアルデザインの照明やスチールパイプの家具に、色鮮やかなネオンや文字看板、鏡を使ったインパクトあるオブジェを合わせている。家具や照明、オブジェそのものが持つ背景を感じてほしいと、商品である家具には値札をつけていない。

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パリ 地下鉄駅&ホテル デザイン情報

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パリの北部に隣接するコミューンSaint-Denisにパリ地下鉄14番線の終着駅Saint-Denis Pleyelがオープンした。設計を担当したのはパリにも事務所を構える隈研吾氏。3750m2のガラスファサードはオークでできたカーテンウォールで包まれ、駅内も利用者を導く木製パネルが天井を覆う。深さ30メートルのアトリウムは外から差し込む光を木が優しく受け止め、やわらかく温かい空間が誕生した。
2024年7月、Saint-Denis Pleyel駅のすぐ近くにビジネスホテルH4 Hotel Wyndhamがオープン。1973年竣工の高層ビルを3年の工事を経てリノベーションし誕生した4つ星ホテルは、40フロアで構成され、5タイプ の客室とスイートルーム、16の会議室を含むカンファランススペースから、4つのレストランやラウンジ、最上階にはパリが一望できるプールとバーなど、充実した施設が完備されている。

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韓国 カフェ&リテールショップ デザイン情報

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一般的な「WHITE」を韓国的な「純白」に昇華させるデザインポイントを取り入れたBlue Bottle Coffee Pangyo。白磁、韓服、韓紙、螺鈿などはすべて「白」であるが、すべて違う「WHITE」であるこの白色を「韓国の純白」と称したセラミックタイルとして空間に採用した。構成は何一つ目立つところはないが、入口から階段に沿って広がる2階に至るまで、どれ一つも欠かさず程よく主張し合っている。
訪問客を時計回りの動線で店内を回遊するよう計画を進めたOJOS Lotte World Mall Pop-up Store。この動線を自然に誘導するのは空間の真ん中に置いてあるローリングコンベアだ。今シーズンの商品を陳列した売り場左側から始まり。服を選びながら12時の方向まで進むとフィッティングルームで試着が可能。フィッティングが終われば1時の方向に移動し商品を会計するノンストップ動線を作っている。

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タイ 社交クラブ&バー デザイン情報

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APT101は、バンコクを拠点にライフスタイルレストランやバーを運営するSoho Hospitalityの最新プロジェクトで、Above Eleven(バンコクとドバイ)、Havana Social(バンコク)、Hyatt Regency BangkokのSpectrum Lounge & Barなどのプロジェクトで知られている。1970年代の活気あるファッションやアートシーンからインスピレーションを得て、中世モダンなペントハウスに生まれ変わった。開放的なレイアウトの空間は、3つの特徴的なエリアで構成されている。 ヴィンテージのゲームやレコードがノスタルジーを呼び起こす社交場「アーケード」、居心地の良いキッチンを思わせる温かみのある共用スペース「パントリー」、そして日中は洗練された社交クラブとして、日没後は活気あるナイトクラブへと変化する「クラブハウス」。クラシックなニューヨークロフトの折衷的な雰囲気を表現した内装が特徴だ。

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パリ ホテル&リテールストア デザイン情報

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2014年にフランスで創業したEkloは、環境にやさしい格安ホテルという斬新なコンセプトで国内に11のホテルを展開しており、2024年2月にはEklo Paris Porte de Versaillesをオープン。省エネ装置が完備され、館内のエネルギーは100%グリーン電力で供給され、他にも廃棄物の削減とリサイクル、詰め替え用大型パックに入った100%オーガニックなアメニティなど多様な取り組みを実施する。
老舗メゾンが軒を連ねるパリ随一の高級ブランド通りFaubourg Saint-Honoréに、Comme des Garçonsのパリ旗艦店がオープン。店内は、クリエイティブディレクターの川久保玲氏と社内デザインチームによる非常に特徴的なデザインが施されている。道路に面する大きなショーウィンドーには、この店舗でしか展開していないComme des Garçonsの家具がアートオブジェのように展示されている。

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韓国 リテールショップ デザイン情報

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本質を豊かに解釈し様々なサングラス・ブランドを扱うセレクトショップBluesun。空間は、冷たい金属と砂が積まれたような暖色の床、木材を涼しいブルーで表現した仕上げ材などを対比の質感を表現した。金属で表したグラデーション鏡は内部をほのかに照らし見慣れない雰囲気を醸し出す。様々なサングラスフレームとレンズの色を明確に見てもらいたいという狙いがある。
KWANIはオープンから同じ場所で8年間紡いできた空間であるが、5年後に予定されている地域の再開発によって消滅する場所でもある。オープン当初から変わらない整った空間を8年の歳月を重ねてきた現在までの時間が反映された空間へと変化させた。時間を経て古くなった素材に新しく追加された現代的な素材は、幅広い消費者を引き込むために必要な空間の変化であり、ブランドの成長を体感できる要素となった。

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NYC フラッグシップストア デザイン情報

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ビヨンセのお気に入りとして有名な、TのマークをあしらったラグジュアリーバッグブランドTelfarがSOHO地区に旗艦店をオープンし話題となっている。2004年にテファー・クレメンスによってNYにて設立された同ブランドは、設立20年にして10,000平方フィートの広大なスペースを本店&アトリエとして公開。ウェブ上にてドロップ形式で新作や新色を発表し、常に人気商品は品薄状態な同ブランドを長らく支持してきたファンたちにとっては、待望のフラッグシップストアとなる。広大な店舗の一部はカスタマーも参加可能な公共アクセステレビスタジオとして機能し、顧客が自分自身とTelfarのバッグをLEDスクリーンに映し出して放送することができるなどの体験型の取り組みも好評。スタジオでは、定期的にインタビューを行い、ロイヤルカスタマーとのより強い繋がり構築を目的としている。

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韓国 カフェ&ベーカリー デザイン情報

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街から離れた場所に位置するdkff cafeは、固有のアイデンティティを誇るビンテージ家具のショールームであり、カフェでもあり、捨てられたもののための空間である。捨てられたものの使い道を再び活かし価値のあるものへと方向性を構築し、空間という素材を用いてストーリーを作り上げる。役目を終えたインテリアを保存し最大限に空間に落とし込むことで豊富で新たなデザインを発見できる。
TODAH BAGELは正統派のニューヨーク式ベーグルを追求するベーカリー。黄土色が漂うピンク色の色合いのみで構成された空間は、人工照明と自然光の陰影と明暗によって少しずつ異なる色を表現する。直線と曲線が描くことで空間に小さな変化を与えている。床材の人為的な直線の隙間には、自然な美しさを表現するため芝生を用いている。

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ベルリン レストラン&カフェ デザイン情報

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企業のオフィスや大学のキャンパスが次々と完成している中、まだ飲食店はほとんど見当たらないシュプレー川沿いの再開発エリアの一角にDASHI Canteenがオープン。提供するのは現時点では3種類のドリンク付きセットメニューのみで、カンティーン(社員食堂や学生食堂)らしい趣。天気が良い日にはシートとカゴを提供して、ピクニック風に食事ができるというアイデアも人気を集めている。
ベルリンで150年前から蒸留酒やリキュールが作られてきた、発酵技術と蒸留工場の教育施設ビル。1874年からの歴史をもつこの場所に、再び命が吹き込まれた。工場の一角には小さなカフェレストラン「THEKE」をオープン。ドイツ語でカウンターを意味する店名の通り、店内は窓際のカウンター席のみ。大きな窓から光が差し込む温かな空間と、新鮮な野菜やハーブを使った軽食が好評だ。

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タイ ホテル デザイン情報

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デュシット・インターナショナルのフラッグシップホテルであるデュシタニ・バンコクがリニューアルオープンした。内装はAndré Fu Studioが担当。現代的なラグジュアリー感とタイの伝統的な要素を融合させたアプローチで、50年にわたるホテルの歴史にモダンな再解釈を加えている。クラリッジズ・ロンドン、ザアッパーハウス香港、HOTEL THE MITSUI KYOTOなどのプロジェクトで知られるAndré Fuは、オリジナルのデュシタニの主要なデザインモチーフを取り入れながら、新しい時代にふさわしい斬新な美学を取り入れた。伝統的なタイのパビリオンに着想を得た3層吹き抜けのロビー、滝のある庭園、保存された熱帯の木々、精巧な細工が施されたブロンズのスクリーンなどが、建築の重要な要素となっている。伝統的なタイの職人技とモダンなラグジュアリーが見事に融合した空間が誕生した。

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パリ 博物館・カフェ&レストラン デザイン情報

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エリゼ宮の道路を挟んで向かいにミュージアム、カフェ、ブティックを組み合わせた施設La Maison Elyséeがオープンした。エントランスドアを開けると広がるブティックではここでしか買えないオリジナルグッズを展開。その奥には無料のミュージアムを構え、エリゼ宮の300年の歴史が学べる。2階のカフェではエリゼ宮のキッチンから直接インスピレーションを得たメニューを味わうことができる。
マルソー大通りにあるインターコンチネンタルホテル パリ シャンゼリゼIHGホテルの内にオープンしたレストラン Mido Parisは、日本語の緑に由来し、店内は落ち着いたグリーンを基調に構成されている。グリーン大理石のテーブルや竹のランプなどプレミアムな素材を活かしたエレガントでタイムレスかつ、エキゾチックな空間が広がる店内では日本とペルーのフュージョン料理が堪能できる。

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韓国 クリニック デザイン情報

患者の待ち時間を尊重する空間Heal House皮膚科。「患者がリラックスし診療を待つことができる空間になってほしい」というクライアントの希望から計画された。清潔感のあるホワイトトーンのロビーは患者を明るい雰囲気で迎える。視覚的に視線を誘導する角度のついた壁面は、レセプションデスクに視線を集めることで待合席にいる患者へ配慮する設計となっている。
DayBeau医院の内装は機能面にフォーカスした空間のレイアウトによって、面積に比べ狭くなったロビー空間と一方に偏ったエントランスの配置が課題であった。空間に新しい中心点を描き、大きな円を描いて方向性を曖昧にする。円を基準に自由な形の待合席とデスクを配置し、カウンセリング室の壁の前面と側面をガラスで仕上げ開放感と深みのある空間を創造した。

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NY リテールストア デザイン情報

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健康志向のスーパーマーケット、Happier Grocery。意識が高くデイリーライフにもコンセプチュアルな定義を求めるといわれるZ世代をターゲットにしたかのような同店は、既存の健康食店よりも、さらに進化したヘルシーライフを提案している。買い物客が商品のラベルをいちいち精査して購入する必要がなく、絶対に安心な食品しかラインナップしていないことを謳っている。オーガニックであることや地元産であること、防腐剤、農薬、薬剤、成長ホルモン、添加物、酸化油、遺伝子組み換え作物の不使用は商品すべてに約束され、同店で買い物をすることで、サスティナブルでエシカルな地球と人間に優しいデイリールーティンを実現することができる。スタイリッシュなパッケージに入った、オリジナルの商品が各ジャンルの陳列棚の洗練されたイメージをつくりあげている点にも注目したい。

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ベルリン ストア&エキシビション デザイン情報

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1983年からサステイナブルな寝具や家具、インテリア雑貨などを作り続け、各国で人気を博しているオーストリアのメーカー「Grüne Erde」は創立40周年を記念してベルリンの店舗を一新。くつろぎの自然空間が誕生した。入り口から足を踏み入れると、商品である家具や、内装に使われている木材の爽やかな香りが漂う。740平米に渡る店内には約1000個のグリーンが配置され空間を彩る。
Berlinische Galerieで開催中の「Closer to Nature」はいまの時代と今後の建築の姿を映す展覧会。注目が集まっていた菌糸で作った空間「MY-CO SPACE」は、菌糸から作られる六角形のパネル300枚を組み合わせて、繭のようなフォルムを持つ20平米ほどの空間を作り出している。自然と共生する建築、インテリアの、新しい世界がここに広がっている。

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