東京都現代美術館では、2022年11月12日(土)〜2023年02月19日(日)の間、「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」を開催します。
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ《obsada/オブサダ》2021 年 、撮影風景
Photo by Jakub Danilewicz
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ(1962 年ロッテルダム生まれ、ベルリン在住)は、2017 年ヴェネチア・ビエンナーレのオランダ館代表を務めるなど、オランダの現代美術を代表するアーティストの一人として、20 年以上に渡り映像作品や映像インスタレーションを発表してきました。彼女の映像は、他者との共同作業を通じて人々の関係を形成すると同時に、それによって形作られるものとして試行を重ね、シナリオを設定しない撮影に、キャストやクルーとして参加する人々が現れます。撮影の場という設えられた状況で、あるテーマについて人々が対話する過程で発露する主観性や視座、関係性を捉え、鑑賞者の思考との交差を指向します。
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ《マウリッツ・スクリプト》2006 年、映像スチル
同館で開催する国内初めての個展となる本展では、彼女の代表的な映像作品から新作まで6点を展示します。どうぞお楽しみください。
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ《ふたつの石》2019 年、映像スチル
展覧会概要 ※開催内容は都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
休館日 月曜日(1月2日、1月9日は開館)、12月28日−1月1日、1月10日
会場 東京都現代美術館 企画展示室 3階
【同時期開催展】
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」(12月21日〜2023年5月28日)
「MOT コレクション コレクションを巻き戻す 2nd」(11月3日〜2023年2月19日)
詳しくは東京都現代美術館オフィシャルサイトをご覧ください。