会員ログイン・登録

トップ > メディア事業 > アート・イベント

アートギャラリー・美術館情報 - 2023年12月おすすめ展覧会

2023年12月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「もじ イメージ Graphic 展」
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2にて、2023年11月23日より企画展「もじ イメージ Graphic 展」が開催します。展覧会ディレクターには、グラフィックやタイポグラフィに関する数々の著書を手がける編集者の室賀清徳、グラフィックデザインの研究を行う後藤哲也、そしてグラフィックデザイナーの加藤賢策の3名を迎えます。本展では、近代のグラフィックデザインの歴史を探りながら、特にDTP(Desktop Publishing)と呼ばれる、パソコン上で出版物や印刷物のデータ制作の多くの過程を行うことが主流となった1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解いていきます。

会期:2023年11月23日(木・祝)−2024年3月10日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
休館日:火曜日(12月26日は開館)、年末年始(12月27日−1月3日)
URL: https://www.2121designsight.jp/program/graphic/

十和田市現代美術館 企画展 「荒木悠 LONELY PLANETS」
十和田市現代美術館では、2023 年 12 月 9 日(土)―2024 年 3 月 31 日(日)まで、映像作家・荒木悠の美術館での初個展「LONELY PLANETS」を開催します。日本とアメリカを行き来しながら育った荒木悠は、各地の様々な言語・文化間で起こる誤訳や誤解、オリジナルと複製の関係、それらが表出させる権力構造を、ドキュメンタリー、アニメーションなどの映画や映像作品で、時にユーモラスに表現してきました。本展のタイトルは、世界的なシェアを誇る老舗旅行ガイドブック「ロンリープラネット」の名前が、ある歌詞の聞き間違いから生まれたことに親近感を覚えた荒木によってつけられました。そこには、青森を旅するように訪ね歩き、本展に登場する人々・風景・モチーフと偶然遭遇した作家の心境が重ねられています。本展ではこれまでのリサーチを経て、作家のテーマを展開した新作の映像作品4点と過去作品3点(予定)を公開します。異なる軌道を描く惑星のように独立した作品の数々は、真冬の十和田で偶発的に接近しあい、一つの天体を展示室に生み出します。

展覧会名:荒木悠 LONELYPLANETS
会期:2023年12月9日(土)‒2024年3月31日(日)
開館時間:9:00-17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
※その他の休館日、臨時開館日などの情報はwebサイトにてご確認ください
会場:十和田市現代美術館
観覧料:一般1800円(常設展含む)高校生以下無料。

画像:「荒木悠 LONELY PLANETS」メインビジュアル
URL: https://tinyurl.com/3yrxxx69

東京都現代美術館「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」展
東京都現代美術館では、2023年12月9日(土)〜2024年3月10日(日)の間、「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」展を開催します。本展は、豊嶋の制作の全貌を、初期作品から新作まで400点近くを一堂に展示し検証する初めての試みです。あまたある世の決まりごとに「私」を交差させる豊嶋の作品は、システムと不可分の存在であり続ける私たちに、多くの示唆を与えてくれます。「天地」や「左右」はどのようにして決まるのでしょうか?あるいは裏と表をひっくり返すことは?
自身の思考を素材とする一種の潔さとユーモアをもって、私たちをめぐる事物に対する「私」の応じ方をかたちにし、さまざまなシステムと「私」双方の「発生法」を捉えようとする豊嶋の制作は、私たちの思考や行為、そして自由の領域について、あらためて捉え返す契機を与えてくれるに違いありません。どうぞお楽しみください。

会期:2023年12月9日(土)〜2024年3月10日(日)
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日〜1月1日、1月9日、2月13日
開館時間:10:00−18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料:一般1,400 円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上1000円 / 中高生600円 /小学生以下無料
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
画像:《色調補正1》2005年- 作家蔵 撮影:後藤充
(公開制作、府中市美術館、2005年)
URL: https://tinyurl.com/228cnkua

東京都現代美術館 「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」

東京都現代美術館では、2023年12月2日(土)〜2024年3月10日(日)の間、「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」を開催します。
東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5700点の作品を収蔵しています。「MOTコレクション」展では、会期ごとに様々な切り口を設けて収蔵作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信に努めています。
1階では、「歩く、赴く、移動する 1923→2020」と題し、1923年の関東大震災直後に上京した鹿子木孟郎が被災地を歩き描いたスケッチから、2020年、移動の自由が制限されていたコロナ禍における当館での個展の際に制作されたオラファー・エリアソン作品まで、「歩く/赴く/移動する」をキーワードに多彩な作品で構成します。藤牧義夫の傑作《隅田川両岸画巻》(1934)を展示するほか、「MOTサテライト」を機に制作されたクサナギシンペイ、光島貴之、ワタリドリ計画(麻生知子、武内明子)の新収蔵作品なども併せてご紹介します。さまざまな時代や国に跨る作家たちに歩みを重ねることで、私たちが生きる世界や社会への視座を高める機会となれば幸いです。
3階は、前会期の展示を一部展示替えして継続しています。
会期:2023年12月2日(土)〜2024年3月10日(日)
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日〜1月1日、1月9日、2月13日
開館時間:10:00−18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料:一般500円 / 大学生・専門学校生 400円 / 高校生・65歳以上 250円 / 中学生以下無料
会場:東京都現代美術館 コレクション展示室
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
URL: https://tinyurl.com/bdhabcsd

水戸芸術館 「今村 源 展」
水戸芸術館では2023年11月3日(金・祝)〜2024年 1月28日(日)の間「今村 源 展」を開催します。今村源は、普段、気にも留めないありふれたものに、少しの隙間を加える、あるいは天地を入れ替えたり裏返したりすることで、ユーモラスな造形でありつつも、その軽く透明感のあるイメージから一転、日常と表裏一体にある深遠な世界を観る人に想起させる作風で広く知られています。
本展は、1980年代前半より京都を拠点に制作活動をスタートさせ、いずれにも寄らない独自の哲学的作風で早くから注目を集めてきた現代美術家・今村源の10年ぶりとなる美術館の個展となります。どうぞお楽しみください。

開催日:2023年11月3日(金・祝)〜2024年 1月28日(日)
開催時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日、年末年始
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー、エントランスホール

画像:「森ニイマス」 宇都宮美術館
URL: https://tinyurl.com/52ew74tp

アンビエントをテーマにした視聴覚芸術の展覧会「AMBIENT KYOTO 2023」が開催
アンビエントをテーマにした音・映像・光のインスタレーション展BRIAN ENO AMBIENT KYOTOの第2弾「AMBIENT KYOTO 2023」が、2023年10月6日(金)から12月24日(日)まで、広大な印刷工場跡(京都新聞ビル地下1階)と、昨年度も会場となった築93年の京都中央信用金庫旧厚生センターの2会場で開催します。建物全フロアを、ZAKによる立体音響を軸に、アンビエントな光、映像、霧、そして和泉侃による「聴覚へアプローチする」香りで演出。さまざまな感覚をひらき、全身で楽しめる体験型のインスタレーション作品に創り上げ、昨年のブライアン・イーノから引き継ぐアンビエント性も継続しながら、本展では「新しいアンビエントの形」を発信します。

会期:2023年10月6日(金)から12月24日(日)まで
時間:9:00〜19:00 入場は18:30まで
チケット:https://tinyurl.com/3r9ptcra
URL:https://ambientkyoto.com/

DIESEL ART GALLERY 山中雪乃による個展「POSE」

DIESEL ART GALLERY(ディーゼル・アート・ギャラリー)では、2023年12月2日(土)から2024年1月16日(火)まで、アーティスト・山中雪乃(ヤマナカユキノ)による個展「POSE」を日本橋馬喰町のギャラリー・CON_のキュレーションにより開催します。
山中雪乃は、これまで人間の物質としての輪郭と現象としての状態の双方に注目し、そのあわいに蠢く不定形で非人間的な存在を描いてきました。初期より一貫して人物をモチーフとし、そのスタイルは具象的な描画からランダムなストロークを用いた抽象的な描画へと変化しています。白飛びのような情報を欠いた空白、身体の隙間にだらりと流れる液体、セルフィーやアーティスト写真を思わせるエゴイスティックな表情やポーズ。それらが画面全体へ溶け込むように描かれることで、「私」から「何か」への変異のプロセスそのものを捉え、これまでの人間像から脱しつつある未完の存在としてのわれわれの姿をあらわにしています。

会期: 2023年12月2日(土)- 2024年1月16日(火)
会場: DIESEL ART GALLERY
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
TEL: 03-6427-5955
開館時間: 11:30-20:00 (変更になる場合がございます)
入場料: 無料
キュレーター: CON_ (Web | instagram)
デザイン: Chihiro Honda
施工: Hiroaki Takahashi
URL: https://tinyurl.com/mr49uudt


ページのトップに戻る

ADF

お問い合わせ 会員登録はこちら
  • Facebook
  • Twitter
  • Linkedin
  • Pinterest
  • Instagram