会員ログイン・登録

トップ > メディア事業 > アート・イベント

NTTインターコミュニケーション・センター 「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」

画像:Photo by Neo Sora ©2022 Kab Inc.

NTTインターコミュニケーション・センター 〔ICC〕では、2023年12月16日(土)〜2024年3月10日(日)の期間中、坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア を開催します。2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一氏は、90年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を持ち、インターネット・ライブを実施するなど、作品へのメディア・テクノロジーの導入を積極的に行なってきました。本展覧会では、メディア・アート分野においてもはかりしれない功績を残した坂本龍一氏の追悼とともに、親交のあったライゾマティクスの真鍋大度氏を共同キュレーターとして迎え、過去の演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによるかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録によって構成し、未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。

画像:高谷史郎《Piano 20110311》2018/2023年

画像:毛利悠子《そよぎ またはエコー》2017年(部分)
「札幌国際芸術祭2017」展示風景 写真:佐々木育弥

画像:坂本龍一+真鍋大度《センシング・ストリームズ−不可視、不可聴》2014年
「札幌国際芸術祭2014」展示風景 撮影:木奥恵三 提供:札幌国際芸術祭実行委員会

画像:李禹煥《遥かなるサウンド》2022年 クレヨン、紙 30.4×40.3cm

画像:野村萬斎+坂本龍一+高谷史郎《LIFE - WELL》2013年
撮影:田邊アツシ 写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]

画像:毛利悠子《そよぎ またはエコー》2017年(部分)
「札幌国際芸術祭2017」特別イベント「After the Echo」
写真:佐々木育弥

画像:「IS YOUR TIME コンサート」 出演:坂本龍一 撮影:山口真由子


2023年3月28日に逝去した音楽家・坂本龍一とICCとの関わりは、開館以前のプレ活動期間(1991年–)に遡ります。また、展覧会の企画に連動したコンサートの開催(ローリー・アンダーソン展 2005年)や、ICC開館10周年および20周年記念企画展も坂本(と高谷史郎)によるものであるように、ICCと深い関わりを持ってきたアーティストでもあります。

坂本自身,90年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を持ち、インターネット・ライヴを実施するなど、作品へのメディア・テクノロジーの導入を積極的に行なってきました。以降、1996年のメディア・アーティスト、岩井俊雄とのコラボレーションをはじめとして、2000年代以降は、カールステン・ニコライ、高谷史郎、真鍋大度、毛利悠子といったアーティストとのインスタレーション制作など、現代美術〜メディア・アートの分野でも多くの作品の制作を行なっています。2017年に開催した、ICC開館20周年記念企画展「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」は台湾に巡回し、作品《IS YOUR TIME》は北京での坂本の個展にも出品されたほか、現在(2023年)は中国・成都で大規模個展「SOUND AND TIME(一音一時)」が行なわれています。

本展覧会では、メディア・アート分野においてもはかりしれない功績を残した坂本の追悼とともに、ライゾマティクスの真鍋大度を共同キュレーターとして迎え、坂本の残した演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによる、坂本とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録によって構成し、坂本の活動を継承し、展開する、未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。

「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」 開催概要

会期:2023年12月16日(土)—2024年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時—午後6時(入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般 800円(700円),大学生 600円(500円)
ICC年間パスポート:1,000円
*( )内は15名様以上の団体料金
* 障害者手帳をお持ちの方および付添1名,65歳以上の方と高校生以下,ICC年間パスポートをお持ちの方は無料.
休館日:毎週月曜日,年末年始(12/28–1/4),ビル保守点検日(2/11)
月曜日が祝日もしくは振替休日の場合,翌日を休館日とします.
休館日以外においても,開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます.

最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/)などでお知らせします.



主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社),株式会社アブストラクトエンジン
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
協力:株式会社キャブ,KAB America Inc.,有限会社ダムタイプオフィス,commmons
企画協力:ライゾマティクス
機材協力:株式会社イースタンサウンドファクトリー,raytrek(株式会社サードウェーブ)
音響機材協賛:KEF


ページのトップに戻る

ADF

お問い合わせ 会員登録はこちら
  • Facebook
  • Twitter
  • Linkedin
  • Pinterest
  • Instagram