画像:「HOTOKE」
(2024・油彩・F60号)
鎮座する仏を象徴的に描いた。
どこまで形をデフォルメ出来るか、実験している。
形を崩しても尚、存在感のある仏が浮かび上がった。
上野の新たな文化発信拠点『Resol Gallery Ueno』が新進気鋭アーティスト・伊藤尚彦氏の作品展を開催
リソル株式会社が運営する「リソルホテルズ」ブランドのツーリストホテル『ホテルリソル上野』(東京都台東区上野7丁目2-9)では、リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」にて、アーティスト 伊藤 尚彦氏による作品4点の特設展示を、2024年12月1日(日)〜12月31日(火)の 期間実施します。
『ホテルリソル上野』では、アートと下町の魅力が融合する「上野」という地域の特性を活かし、リビングロビー内のアートギャラリー「Resol Gallery Ueno」を設置。未来の文化を担うアーティストと訪れるお客様をつなぐ場として、本年2月よりアート展示の取り組みをスタートしました。このギャラリーは、宿泊者だけでなく一般のお客様にも開放され、新進気鋭のアーティストたちの感性と作品に触れる場となっています。
今回の展示では、アーティスト・伊藤尚彦氏による4点の新作を紹介。伊藤氏は2001年に東京藝術大学デザイン科を卒業後、制作会社を経て2006年に独立。大学在学中には数々の賞を受賞し、卒業後は銀座で個展を開催。現在は雑誌の表紙やエディトリアルデザインを手がけ、幅広い分野で活躍しています。
展示作品には「HOTOKE」(2024)、「UENO」(2024)、「室内」(2024)、「田園」(2024)といった白と黒を基調にした作品が並びます。いずれも今回の展示のために描き下ろされた新作で、日本の懐かしい風景を思わせる印象的なビジュアルが特徴です。中でも「UENO」では、『ホテルリソル上野』のロゴを連想させる建物や、上野を象徴する神社仏閣を描き、歴史と現代文化が共存する上野の街並みを表現しています。
「UENO」
(2024・油彩・F60号)
上野の賑わいや喧噪、それに負けじとアピールする仏閣。
混沌の中の和を表現した。
プロフィール:伊藤 尚彦(いとう・なおひこ)-Naohiko Ito-
1994 東邦高校美術デザインコース 卒業
1997 芸大生デッサンコンクール 1位
2000 富士ストリートギャラリー 選出
2000 JACA VA2000 入選
2001 東京藝術大学 卒業
2001 個展
2003 みずほストリートギャラリー 選出
2006 グラフィックデザイナーとして独立
2011 JAGDA入選
2013 JAGDA入選
2011〜2015 個展(立川ブラインド銀座ショールーム)
現 在 雑誌の表紙作成やエディトリアルデザインを中心に活動中。
「室内」
(2024・油彩・F12号)
形をどれだけ崩しても、ワンモチーフで状況を捉えることが出来る。
鑑賞者の豊かな想像力を頼って、私はのびのびと線を描く。
【常設展示について】
(画像左から)
太陽と月(2020 清水慶太 木製パネルにアクリル絵の具 2枚1組)
パンダ(2020 石川マサル・清水慶太 樹脂製フィギュアにアクリル絵の具)
EDO, rotated 90°(2020 清水慶太 キャンバスにプリント)
うえの(2020 清水慶太 木製パネルにアクリル絵の具)
プロフィール:清水 慶太(しみず けいた)
デザイナー、デザインコンサルタント
1974年、東京都生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了後、ミラノを拠点にデザイナーとして活動を開始。
アメリカで過ごした幼少期、およびイタリアでのデザイナー生活によって培われたグローバルな価値観から作られる包含性のあるデザインは、国内外で高い評価をうける。昨今は、プロダクトのデザインのみでなく、ホテルのコンセプト開発や企業のコーポレートデザインも手掛けている。
会期:2024年12月1日(日)〜12月31日(火)
会場:『ホテルリソル上野』リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」
アーティスト:伊藤尚彦氏
入場料:無料(宿泊者以外も入場可能)
開館時間:
宿泊者:24時間
宿泊者以外:10:00〜20:00
『ホテルリソル上野』概要
◇所在地: 東京都台東区上野7丁目2-9
◇交通: JR上野駅、浅草口・入谷口から徒歩1分
◇構造: 鉄骨造[地上10階]
◇客室数: 115室[モダレット(セミダブル)107 室 /ツイン8室]
◇公式サイト: https://www.resol-hotel.jp/ueno/