アートギャラリー・美術館情報 - 2023年12月おすすめ展覧会2023年12月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。 |
麻布台ヒルズギャラリー開館記念「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が開催「麻布台ヒルズギャラリー」は、2023年11月24日(金)から2024年3月31日(日)まで、開館記念展「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」を開催します。オラファー・エリアソンは、ジャンルを横断する多様な作品だけでなく、環境問題などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティスト。大型インスタレーションをはじめとするエリアソンの作品は、自然現象や、その要素である色や光、動きが導く知覚体験を通して、世界の在り方や自然との関係性についての新たな解釈を観る者に促します。 |
SOMPO美術館 「ゴッホと静物画展―伝統から革新へ」SOMPO美術館では、2023年10月17日(火)から24年1月21日(日)まで「ゴッホと静物画―伝統と革新へ」を開催します。フィンセント・ファン・ゴッホは何を学び、何を伝えたのか……本展覧会は、17世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れのなかにゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。また、本展覧会では「ひまわり」にも焦点をあて、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品もご紹介します。 |
十和田市現代美術館 企画展 「荒木悠 LONELY PLANETS」十和田市現代美術館では、2023 年 12 月 9 日(土)―2024 年 3 月 31 日(日)まで、映像作家・荒木悠の美術館での初個展「LONELY PLANETS」を開催します。日本とアメリカを行き来しながら育った荒木悠は、各地の様々な言語・文化間で起こる誤訳や誤解、オリジナルと複製の関係、それらが表出させる権力構造を、ドキュメンタリー、アニメーションなどの映画や映像作品で、時にユーモラスに表現してきました。本展のタイトルは、世界的なシェアを誇る老舗旅行ガイドブック「ロンリープラネット」の名前が、ある歌詞の聞き間違いから生まれたことに親近感を覚えた荒木によってつけられました。そこには、青森を旅するように訪ね歩き、本展に登場する人々・風景・モチーフと偶然遭遇した作家の心境が重ねられています。本展ではこれまでのリサーチを経て、作家のテーマを展開した新作の映像作品4点と過去作品3点(予定)を公開します。異なる軌道を描く惑星のように独立した作品の数々は、真冬の十和田で偶発的に接近しあい、一つの天体を展示室に生み出します。 |
【ADF Web Magazine】金沢21世紀美術館主催シンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が開催金沢21世紀美術館主催のシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が2023年12月17日(日)に金沢市文化ホールで開催されます。ポストコロナ時代の新たなエコロジーの思想とは?それにアートはどう応答していくのか。新たなエコロジー思想の提唱者として知られる哲学者ティモシー・モートンを招聘し考えます。 |
【ADF Web Magazine】ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル2023 国際建築アワード2日目の受賞者発表シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催中のワールド・アーキテクチャー・フェスティバル(WAF)2日目のライブ・プレゼンテーションでは、世界中から数百の候補プロジェクトが発表されました。世界最大の国際建築ライブ審査イベントの部門賞受賞者には、オーストラリアから6件、イランとイギリスからそれぞれ4件が選ばれました。 |
ポーラ美術館「モダン・タイムス・イン・パリ 1925−機械時代のアートとデザイン」展ポーラ美術館では、2023 年 12 月 16 日(土)より「モダン・タイムス・イン・パリ 1925−機械時代のアートとデザイン」を開催します。本展覧会は、1920ー1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。 |
【ADF Web Magazine】建築設計事務所aoeが中国・三亜の深海博物館とスポーツセンターを設計緑豊かな市民公園を兼ねた階段状の波型の屋根が特徴の建物のデザインは、中国・三亜の建築設計事務所aoeが担当しました。屋上緑化は、来場者が楽しめる魅力的な公共空間を提供すると同時に、都市のヒートアイランド現象の緩和、エネルギー消費の削減、空気の質の向上にも貢献。また、屋上テラスの市民公園は、海の波をイメージしてレベルや傾斜を変えてデザインされました。 |
【ADF Web Magazine】De Zwarte HondとLoer Architectenがフローニンゲンにある集合住宅を備えた複合建築施設メルカドを完成集合住宅を備えた複合建築施設メルカドの完成とRode Weeshuisstraatの再開発により、フローニンゲン市中心部の北側は新たな活気を取り戻しています。この建設は、隣接する新しいStalplein(ガレージ広場)とともに、街を歩く人々とそのコミュニケーションを重視した再開発の象徴ともいえます。これらはMWPOとBeauvastのデベロッパーを代表して、De Zwarte HondとLoer Architectenの建築コラボレーションが手がけました。メルカドの特徴は、記念碑的な台座とその上に建つ41戸のサステナブルなアパートメントで、Plegt-Vosが施工を担当しました。 |
京都市京セラ美術館 「村上隆 もののけ 京都」現代美術の最前線で活躍する村上隆の大規模な個展が、今年度開館90周年を迎える京都市京セラ美術館で開催されます。 村上隆(1962年生まれ)は、マンガやアニメといったポピュラーカルチャーなどの引用やそれらとのコラボレーションを通し アートの価値や本質的な意味を問いかけてきました。そのキャリアは、欧米が 事実上の規範となっている国際的なアートシーンに、日本から独自の視点で挑み、刺激を与え続けてきた営みであると言えます。高い評価を受ける村上の作品は、世界各地の美術館でコレクションされており、『アートレビュー』誌の「Power 100(アート界で最も影響力のある100人)」には10年連続で選出されています。 江戸期に絵師たちが活躍した京都に深い関心を持ち、インスピレーションを得てきた村上にとって、本展は国内で約8年ぶり、東京以外で初めての大規模個展となります。常に圧倒的な美的領域を構築してきた村上隆の新たな世界にご期待ください。 |
金沢21世紀美術館 「フォーラム・アール これからを話そう vol.2 惠谷浩子 トーク&ディスカッション」金沢21世紀美術館では、「世界の現在(いま)とともに生きる美術館」をコンセプトのひとつとして2004年に開館し、来年20周年を迎えます。 |
DIESEL ART GALLERY 山中雪乃による個展「POSE」DIESEL ART GALLERY(ディーゼル・アート・ギャラリー)では、2023年12月2日(土)から2024年1月16日(火)まで、アーティスト・山中雪乃(ヤマナカユキノ)による個展「POSE」を日本橋馬喰町のギャラリー・CON_のキュレーションにより開催します。 |
【ADF Web Magazine】スペイン バルセロナのホテル・プラザ内「SIMULTANEO」をエル・エキポ・クリエイティボがデザインバルセロナの活気あるスペイン広場に位置するエル・エキポ・クリエイティボが手がけたホテル・プラザをご紹介します。市内最大の都市公園であるモンジュイック山の麓に位置するこの新スペースのデザインは、モンジュイックの自然の美しさと地中海の魅力をシームレスに融合させることを目指しました。エントランスと奥のレストランエリアの間にある既存の斜面には、有機的な形をした階段状のプラットフォームが設けられ、ゲストを探検へと誘い、正面の山を登っていく感覚を呼び起こしています。 |
【ADF Web Magazine】サンジャイ・プリ・アーキテクツ 自然に溶け込む禅住居「Zen Spaces」を発表サンジャイ・プリ・アーキテクツが、インドのラジャスタン州ジャイプールにある4階建て、27,000平方フィート(約2,508平方メートル)の、禅のテイストをとりいれた住居「Zen Spaces」を発表しました。内部と外部の境界線を曖昧にしたこの住宅は、既存の風景と一体化し、各スペースに様々な方法で光を遮り、透過させることで光と影を吹き込み、時間によってさまざまな表情を見せます。 |
プラザ・ギャラリー 遠藤 研二 展 「Dia de Ano Nuevo」プラザ・ギャラリーでは、2024年1月7日(日)から1月27日(土)の期間中、遠藤 研二 展 「Día de Año Nuevo」を開催します。どうぞお楽しみください。 |