カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命フランスで活躍した20世紀を代表するグラフィックデザイナー、カッサンドル(1901-1968)。時代の先駆的な表現として、グラフィックデザイン界に「革命」とも言うべき大きなインパクトをもたらしたカッサンドルの至高のポスターデザインを、国内ではおよそ20年ぶりの回顧展にてご紹介します。 |
「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」企画展「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」が開催。グラフィックデザイナー佐藤 卓が2001年より取り組んでいるプロジェクト「デザインの解剖」では、身近な製品を「デザインの視点」で解剖、各製品の成り立ちを徹底的に検証します。 |
「ITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL」伊勢丹新宿店にて「ITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL」と題したディーゼルのポップアップ・ストアがオープン。DIESELが長年支援しているファッションコンテスト「ITS」にて昨年「OTB Award」を受賞した小池優子氏をフィーチャーしたアイテムに加え、DIESEL秋冬コレクションを取り揃えた限定ストアがオープンします。ショーウィンドーは世界的に活躍するバルーンアーティスト Daisy Balloonによるインスタレーションアートが彩ります。 |
「On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ」衣服、テキスタイル、ジュエリーなどをデザインし、その自然素材をいかした製品が高く評価された、ヨーガン レール(1944−2014)。70年代はじめ日本に居を構え、農園と住まいを沖縄、石垣島につくったヨーガン レールは際限なく海辺に打ち寄せるゴミに悲しみと憤りを感じ、ほどなく自分で拾い集めたプラスチックゴミをまた使えるものにしようとランプをつくりはじめます。そして人間の生活の根源にある自然に、もう一度目を向けてもらえるよう、海洋投棄された廃棄物から美しく、また実用性のある照明を製作。その照明作品を中心に、美しい海と汚れた海のコントラストを捉えた写真などが展示されます。 |
メアリー・カサット展エドガー・ドガとの出会いをきっかけに印象派展に参加し、19世紀後半のパリで活躍したアメリカ出身の女性画家メアリー・カサット。カサットの描いた母子を温かな眼差しで捉えた作品は多くの人々の共感を呼び、「母子像の画家」としてのカサットの名を不朽のものとしています。日本では35年ぶりとなる今回の回顧展では、カサットの初期から晩年までの代表作に加え、交流のあった印象派の画家たちの作品や、画家が愛した日本の浮世絵版画など合計約110点に至る作品が展示されます。 |
スコット・マイルズ展 「Heal Walls」日常的な生活空間や都市の商業空間からファウンドオブジェを掬いあげ、抽象的な形態へと新たに作り変えた作品を製作するスコット・マイルズ氏の個展が開催。美術と経済の関係や、相互義務・相互扶助の経済的現れとしての贈与交換、そして私たちの心理や主観といったものが物理的環境にどのように刻み込まれているのかといった問題に向けて、多様ななアプローチを試みるマイルズ氏の作品が紹介されます。 |
第5回キヤノンフォトグラファーズセッション -ファイナリスト展-写真の本質を見つめ、真剣に撮っている若い写真家との出会いを求め、開催された第5回キャノンフォトグラファーズセッション。ハービー・山口氏、瀬戸正人氏の指導のもと、10名のファイナリストたちが、写真について悩み、考え、ひたすら写真と向きあい、自分の写真とは何か。苦悩の果てに辿り着いた成果が紹介されます。 |
トーマス・ルフ展デュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として,1990年代以降,現代の写真表現をリードしてきた存在であるトーマス・ルフ。その世界が注目する写真家ルフ氏の高さ約2メートルにもなる巨大なPorträts(ポートレート)初期作の他、未発表の新作を含む作品世界の全貌が紹介されます。 |
MASKS - An exhibition curated by Kultアジアの尖鋭的アーティスト26組による“MASKS”展が開催。幾世紀にもわたる長い歴史の中で、MASK=仮面は物語をかたる道具でした。ネットコミュニティにおける自己の化身であるアバターなど、オンラインで誰もが新しい人格を作り出す新たな時代を迎え、広い地域で異なる背景を持つ26組のアーティストの作品を通じて、「現代のMASK=仮面」が意味するものを探ります。シンガポール・タイ・インドネシア・フィリピン・台湾・韓国・日本から、結集したストリートアート・立体作品・イラストレーション・工芸などの「MASK=仮面」作品が展示されます。 |
没後10年 ナムジュン・パイク 展 2020年 笑っているのは誰 ?+?=??「ビデオアートの父」として知られる20世紀最大の芸術家ナムジュン・パイクの没後10周年記念展が開催。パイクが最も活躍した70年代から90年代にかけてのインスタレーション、ビデオ、ペインティング、ドローイング等230点を通じて、芸術家パイクの全貌を明らかにします。又、ナムジュン・パイクの人間像や思想的背景が浮かび上がってくる、パイク自身の手による未発表原稿や、参禅先の永平寺にて製作したビデオアート作品、筑紫哲也氏による当時のTVインタビュー映像などが公開されます。 |
あの時みんな熱かった! アンフォルメルと日本の美術「もはや戦後ではない」が流行語となった1956(昭和31)年、パリで活躍する美術評論家ミシェル・タピエがセレクトし、「アンフォルメル」(不定型の芸術)と名付けた欧米の最新の美術作品群が、日本に上陸。ジャンルの広範さと展開の多様さにおいて日本の美術史上例を見ないこの特筆すべき現象を、約100点の作品で紹介します。 |
青森県立美術館開館10 周年記念 - 青森EARTH2016 根と路縄文に創造の原点を訪ね、青森の大地に根ざした新たなアートを探求する青森県立美術館の企画シリーズ「青森EARTH」の集大成となる展覧会。郷土の自然・考古・民俗資料を「人は大地に『根』を張り生き、旅という『路』を行く」というコンセプトの下に選出した国内外の現代美術作品の数々を組み合わせて展示する。 |
こどもとファッション 小さい人たちへの眼差し「こどもらしさ」は、こどもが作ったわけじゃない。 |
竹岡雄二 台座から空間へ国際的な舞台で活躍するドイツ在住の美術家、竹岡雄二 (1946年−) の「台座から空間へ」展が開催。”作品を「つくること」ではなく、「見せること」に視点を置くならば、果たして芸術はどのように浮かび上がってくるのだろうか。” この問いをめぐって「見せる」際に必要となる台座の存在に注目し、制作を続けてきた竹岡氏の20点あまりの代表作が埼玉県立近代美術館と遠山記念館にて展示されます。 |
スティーヴ・マックイーン 展 「Cold Breath」ロンドン生まれのアーティスト、スティーヴ・マックイーンの個展が開催。2000年にロンドン、ニューヨーク、アヴィニョンの3カ所で発表されて以降、今日までプロジェクションされることがなかった、マックイーン氏の初期16mmフィルム作品Cold Breath(1999)が公開。アンディ・ウォーホルやヌーヴェル・ヴァーグなどの映画の影響のもと、サイレントかつモノクロの映像が、壁面を床から天井の高さまで使ってプロジェクションされます。 |