【ADF Web Magazine】土と水と呼吸と建築について建築家の小野寺匠吾氏による寄稿。環境問題が問題視される現代、人新世の開発(破壊)行為から地球環境の回復へと向かうためのトランジションに注目が集まっています。小野寺建築設計事務所が今年立ち上げた地球環境の回復を伴うデザインのあり方を追求するチーム「OSO Research」を立ち上げました。同チームの活動のほか環境再生に従事する高田宏臣氏の著書を紹介し、自然との共生とデザインについて紐解きます。 |
【ADF Web Magazine】カナダ サスカトゥーン 先住民主導のチームが設計した中央図書館が発表フォームライン、シュバリエ・モラレス、そしてアーキテクチャー49は、カナダ サスカトゥーンの新しい中央図書館の最新設計開発を発表しました。この図書館は、公共プログラム、建築、都市計画において、先住民族と西洋の生活・建築様式を調和させる重要な柱として構想されています。新中央図書館は、和解の時代、そしてそれ以降を見据えたカナダ初の主要な公共建築物となっています。 |
【ADF Web Magazine】佐々木設計事務所による「池上の音楽複合プロジェクト−IDEAREVE IKEGAMI」国際的な賞を数多く受賞するグローバルな建築事務所、佐々木龍一/佐々木設計事務所が設計を担当した「池上の音楽複合プロジェクトー Ideareve-Ikegami」をご紹介します。2021年5月に、八木貴志(八木工務店)の施工により完成した本プロジェクトは、2022年9月、ギリシャのアテネで開催された「THE INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARDS 2022」にてWINNER賞を受賞しています。 |
【ADF Web Magazine】ケベック大学ラヴァル校の総合がん治療センターカナダの総合がん治療センター(CIC)は、ケベック市ラヴァル大学病院センター(CHU)の新しい病院群の建設にとって大きな前進となるもので、ケベック市のアンファン・ジェズス病院キャンパスに設置されました。この病院はがん治療のためのあらゆる専門分野と最新技術を備えています。 |
国立新美術館「NACT View 01 玉山拓郎 Museum Static Lights」国立新美術館では2022年より新規事業として美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」を開催いたします。黒川紀章氏が設計した建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされています。多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースで、多くの皆さまに楽しんでいただけるよう、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家を招聘し、現代の多様な表現をご紹介します。 |
愛知県美術館・愛知県陶磁美術館 移動美術館2022 もじもえもじも愛知県美術館と愛知県陶磁美術館は、より多くの県民の皆様に美術に親しんでいただくため、両館のコレクションを県内各地に運んで展示する「移動美術館」を開催しています。 |
東京国立博物館創立 150 年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」東京国立博物館(東博)は、令和4年(2022)、創立150年を迎えました。 明治5年(1872)の発足以来、日本でもっとも長い歴史をもつ博物館として、 かけがえのない文化財の保存と公開という命題を両立させながら、日本の文化を未来へ、 そして世界へ伝えていく役割を果たしてきました。 |
【ADF Web Magazine】設計事務所raumusによるアトリエを併設した古民家の改修陶芸家と料理家の夫婦、幼い子供たちの4人家族のための住宅である土田の民家。敷地周辺には同じく茅葺き屋根の上に金属板を葺き、現代まで住まれている古民家が数軒点在しています。raumusの竹田真志は民家の在り方を継承した上で現代的なライフスタイルに合うように大きく間取りを変更することで、古い、新しいという枠組みを超えて、現代における民家の形をこの家族を支える生活の器として蘇らせたいと考えました。 |
【ADF Web Magazine】ISSADESIGNによるビューティーサロン改装プロジェクトモントリオールで評判の美容院「Blunt」が、サービスの拡充を目指し、店舗の拡張と改装を実施しました。地元の建築デザイン事務所のISSADESIGNが手掛けた内装は、一貫したコンセプトを守りながらも新旧の空間をバランスよく融合させ、洗練された活気あふれる空間へのアップデートに成功しています。 |
【ADF Web Magazine】中国・重慶市 Studio DOTCOFが設計した「山城」ショールーム中国・重慶市でStudio DOTCOFが設計した「山城」ショールームをご紹介します。同プロジェクトは、Studio DOTCOFの常連クライアントである延豊自動車トリムシステム社が中国の山城である重慶に建設したものです。Studio DOTCOFが設計を担当したショールームは今回で5つ目となり、クライアントは当初から新しいショールームに地域の特色を取り入れたいとの意向を示していました。 |
【ADF Web Magazine】モントリオールのダウンタウンに屋外コワーキングスペースが登場モントリオールのダウンタンにある大規模なオフィスとショッピングコンプレックスの超高層ビル「Place Ville Marie(PVM)」に、アウトドアのコワーキングスペース「Station d’été」が設置されました。無料で一般開放されているこのスペースは、都市の公共スペースの活用を促すプロジェクト「Aire commune」が2022年の6月に設置し、夏季営業3カ月の間に約400件の予約があり、10,000人近いユーザーが利用する話題のスポットとなっています。 |
【ADF Web Magazine】松山良樹がアンビエンテックのためにデザインした新しいポータブルランプアンビエンテックは新しいポータブルランプとして「Cachalot(カシャロット)」を発表しました。Cachalotは本質的で親しみやすいフォルムを完璧に把握しながらも、喚起的で象徴的なオブジェとなっており、デザイナーの松山良樹が手がけています。 |
アートギャラリー・美術館情報 - 2022年10月おすすめ展覧会2022年10月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。 |
大阪中之島美術館・国立国際美術館共同企画「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」大阪中之島美術館と国立国際美術館では、共同企画となる展覧会「すべて未知の世界へ ー GUTAI分化と統合」を開催します。2022 年 2月に開館した大阪中之島美術館と、道路一本を隔てて隣り合う国立国際美術館。具体美術協会(具体)が解散して 50 年の節目となる 2022 年、2 館同時開催という類い稀な形式で開催される本展覧会は、「分化と統合」というテーマを掲げ、新しい具体像の構築をめざします。具体美術協会は、1954 年、兵庫県の芦屋で結成された美術家集団です。画家の吉原治良(1905-72)を中核に据えたこの集団は、絵画をはじめとする多様な造形実践をとおして、「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示」しようとしました。吉原による指導のもと、会員たちがそれぞれの独創を模索した18 年の軌跡は、いまや国内外で大きな注目を集め、戦後日本美術のひとつの原点として、なかば神話化されるに至っています。 |
【ADF Web Magazine】LA ウエストレイク地区の再興を先導する「メトリックホテル」の建替えプロジェクトかつてスラム街だった米ロサンゼルスのウェストレイク地区にある「メトリック・ホテル」は、街の再興を先取りする形で、古びたモーテルを建替えることとなりました。5年に及ぶ再建プロジェクトは、アーロン・ニューベルト・アーキテクツ(ANX)に託され、新たなブティックホテルが誕生しています。 |