デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」 |
開館35周年記念展 ディエゴ・リベラの時代 メキシコの夢とともに20世紀のメキシコを代表する美術家、ディエゴ・リベラ。メキシコ革命後の1920年代、その思想を民衆に伝える壁画運動に尽力し、世界的な注目を集めました。壁画運動の他にも、肖像画や風俗画においても優れた作品を残しています。初期から晩年にいたるリベラの画業をたどりながら、彼と同時代の美術の動向も紹介され、メキシコ近代美術の魅力を探る展覧会となります。 |
遠くからでも見える人― 森北 伸 展 絵画と彫刻十和田市現代美術館の不思議な常設作品、《フライングマン・アンド・ハンター》の作者、森北伸の初個展となる展覧会。彼の作品は空間を読み込み、素材の特性を生かした素朴な味わいの絵画や彫刻作品を、絶妙なバランスで展示します。過去作品から最新作まで、彫刻、絵画、インスタレーションなど多彩な表現の作品11点が出品されます。新作の大型彫刻、世界を俯瞰するような原始的な絵画、ミクロの平面世界から人型の像が立ち上がるような立体は、音も体感できるインスタレーションになっています。 |
総合会館20周年記念TOPコレクション 「シンクロニシティ 平成をスクロールする 秋期」展 |
フェリーチェ・ベアトの写真 人物・風景と日本の洋画19世紀にアジアで活躍したフェリーチェ・ベアトは幕末から明治にかけて、横浜を拠点に江戸、長崎など各地で風景や風俗を撮影し、のちに「横浜写真」の始まりとして高く評価されます。写真は、油彩画と共に西洋から日本に伝わり、近代日本の視覚表現において重要な役割を果たしました。洋画に取り組んだ画家たちは、時に写真を参照に芸術性の高い油彩画を作り上げていったのです。本展では、DIC川村記念美術館が所蔵する写真180点に加えて、日本における草創期の洋画作品18点も合わせて紹介されます。 |
SENSIBILITY AND WONDER展PUNKムーヴメントの起源を語る上で重要なアーティストJohn Dove & Molly White の展示会を開催。 ストリートファッションの主役であるTシャツが主役になったのは1968年、2人が構えたロンドンのアトリエで、テキスタイル用に独自に開発したインクと、プリント技術でフルグラフィックのプリントTシャツを製作。Tシャツにプリントされることで、多くの人が手ごろな価格で入手できるようになり、限られた人にのみでなく世界中の人にリーチすることが可能に。本展では、彼らが過去に歩んできた時代と同時期に過ごした人物や出来事を振り返りながら60年代から70年代に生まれたアートとファッションの手法を様々なメディアを通して遡ります。 |
日本の家 1945年以降の建築と暮らしThe Japanese House : Architecture and Life after 1945 |
大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち1712年から約200年間、帝政ロシアの都として栄えた水の都、サンクトペテルブルク。ひときわ優雅で壮麗な姿を誇るエルミタージュ美術館はかつて歴代皇帝の宮殿でした。現在、エルミタージュ美術館は310万点もの所蔵品があり、そのうち絵画だけでも1万7千点に及びます。その中でも特に充実しているのが16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハ、17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイク、18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなどに至るオールドマスターたちの作品群です。 |
アルチンボルド展イタリア・ミラノ生まれのジュゼッペ・アルチンボルド(1526−1593年)は、歴史上でもひときわ異彩を放った、16世紀後半にハプスブルク家で活躍した宮廷の演出家です。果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけない形で組み合わせた奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯する絵画は20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな刺激を与えました。 |
横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL1970年代初頭、横尾忠則は2年間にわたり日本各地を旅し、風景画を制作しました。横尾の代表的テーマ「瀧」のルーツとも言われる「十和田湖 奥入瀬」(1973年)も含まれます。今回の展覧会では、テクナメーションと呼ばれる手法を使い、光が流水のように走る画面を楽しむ作品や、瀧に関連する大作から、名作を選び展示されます。また画家初期からの絵画や未発表の新作なども合わせて紹介します。 |
国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展10th Anniversary of the National Art Center, Tokyo |
ヴォルス――路上から宇宙へ「アンフォルメルの先駆者」と評されたヴォルス (1913−1951)。 |
DIC川村記念美術館×林道郎 静かに狂う眼差し−現代美術覚書DIC川村記念美術館の収蔵作品を新たな視点でご紹介する「コレクションViewpoint」。今回は、美術史・ 美術批評の分野で活躍する林道郎氏の手引きでコレクションの中心をなす現代絵画約90点をご紹介。絵画がもつ「人間の感覚や想像力や思考のモデルとしての可能性」について、4つのキーワードを基軸に探り、4回シリーズの講演会やギャラリートークも開催されます。 |
APMoA Project, ARCH vol.22 塩見友梨奈展 「Swimming Pool」カラフルな布をつぎはぎし、人体を思わせるフォルムの造形作品を制作してきた塩見友梨奈。従来の作品は鮮やかな色彩、繰り返される模様、軟らかな質感により不気味さや不安感をかき立てるような作品になっています。今回の展示では、新しい制作アプローチを試み、幼いころから裁縫や仕立てを教わった祖母が近年認知症を患い、日々記憶を失う様子と向かい合った経験をもとに、記憶の貯蔵庫(プール)である「脳」をテーマにした新作を、従来の作品とともに紹介します。 |
ROGER BALLEN+ASGER CARLSEN個展 「NO JOKE」展ロジャー・バレンとアスガー・カールセンによる個展「NO JOKE」が開催。21世紀で最も重要な写真作家の一人に数えられる南アフリカ在住の写真家ロジャー・バレンと、デジタル加工による前代未聞の人体フォトコラージュ作品で世界的な話題を呼ぶニューヨーク在住の写真家アスガー・カールセンの二人が、海とタイムゾーンを越えて芸術的なピンポンを繰り広げたことによって産声を上げた革新的なコラボレーション作品が公開されます。 |