福田美術館 企画展「福田どうぶつえん」この夏、福田コレクションの中でも選りすぐりの「動物画」計78点が福田美術館に集合し、嵐山にアニマルパラダイスが出現します。「動物園」という言葉は、江戸時代末期の1866年に福沢諭吉(1835-1901)が発表した『西洋事情・初編』の「博物館」の項目で初めて使用されたと言われています。本展はまさに、様々な美術品を展示する美術館と、様々な動物を飼育し、公開する動物園の融合を目指した展覧会です。人々から親しまれているライオンやトラ、サルなどを、江戸時代以降に活躍した画家たちの描く「動物画」という形でご紹介いたします。近世以前、動物は崇拝の対象として特別な力を備えた存在や、長寿や子孫繁栄などのおめでたい象徴として好んで描かれました。江戸時代以降、円山応挙や伊藤若冲など、動物をつぶさに観察して写生し、よりリアルな表現で描く画家が現れます。本展ではそのような近世の画家から、木島櫻谷、速水御舟、加山又造まで、明治から昭和、平成時代を生きた日本画家たちが描いた動物の姿を、そこに込められた意味や生態の解説と共にご紹介します。画家それぞれの表現の違いはもちろん、鋭い観察眼、細やかな毛描き、洗練された色彩も見どころです。 |
「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024」5月16日(木)から 国立新美術館にて開催NHKプロモーション、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁(共催:NHKエデュケーショナル)は、「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024〜集めてつなごう 日本のデザイン〜」〈会期:2024年5月16日(木)〜5月26日(日)〉を開催します。 |
マレーシア最大の建築展示会「ARCHIDEX 2024」がクアラルンプールで開催マレーシア最大の建築展示会であるARCHIDEXは、2024年7月3日から7月6日までクアラルンプール・コンベンション・センターにて、最新のイノベーションと最先端技術で業界を変革する力として23年連続で開催されます。青山デザインフォーラム(ADF)は、このイベントのメディアパートナーとして同展示会を支援しています。 |
山口情報芸術センター[YCAM] 「YCAMぐるぐるラジオSeason3」山口情報芸術センター[YCAM]では、YCAM オリジナルのインターネットラジオ番組「YCAM ぐるぐるラジオ」を実施し、その公開収録イベントを開催します。「YCAM ぐるぐるラジオ」は、2022 年から試験的に放送が始まった YCAM のインターネットラジオ番組です。YCAM のスタッフがナビゲーターとなり、YCAM に訪れるさまざまなクリエイターらをゲストに迎え、ゲストへのインタビューをお届けするほか、リスナーから寄せられるメディア・テクノロジーや芸術表現、山口の生活など、さまざまな質問やお悩みを一緒に考えていきます。2024 年 5 月から始まる Season3 は、前期( 5 月〜7 月)、後期( 11 月〜 2025 年の 1 月)の 2 期に分け、YCAM 館内での公開収録イベントとして開催。インターネットからだけではなく、YCAM に訪れた来場者からも質問やお悩みを受け付けます。展覧会や公演、映画上映など、多種多様なイベントを開催する YCAM の「いま」に触れることができ、また専門家との交流を生み出すこのラジオ番組を通じて、YCAM と来館者との新しい関係性を生み出します。この機会にぜひご参加ください。 |
【ADF Web Magazine】建築デザイン事務所デュポン・ブルーアンが手掛けるモントリールの美食の殿堂「ルカヴァリエ・ペトローネ」クロエ・ミニョール=ルカヴァリエとロイス・デジャルダン=ペトローヌの指揮の下、「ルカヴァリエ・ペトローヌ」は贅を極めた美食を堪能する神殿へと上り詰めました。成功を収めた2人の職人起業家はそのスペースを改装し、細部に至るまでグルメ菓子の芸術が息づく工房兼ブティックにすることを決めました。 |
【ADF Web Magazine】工学院大学建築学部藤木研究室展覧会「藤木研究室の環境・実験建築 KOU::ARC 2001-2024」が開催これまで国際コンペティションでグランプリを受賞し、卒業設計で日本一を受賞、さらに英国で個展を開催するなど、多くの実績を残してきた工学院大学建築学部藤木研究室(教授:藤木隆明)。その成果を一堂に集めて24年間の軌跡をたどる展覧会「藤木研究室の環境・実験建築 KOU::ARC 2001-2024」が、工学院大学新宿キャンパスで2024年6月3日(月)から6月15日(土)まで開催されます。 |
【ADF Web Magazine】アトリエ・アーキテクチャー&デザインによるノルウェーの自然の隠れ家「ノルスク・リトリート」アトリエ・アーキテクチャー&デザインがノルウェーのドランメン・フィヨルドの北に位置する丘陵の湖水地方に設計した自然の隠れ家「ノルスク・リトリート」は、既存の環境に溶け込み自然に満ち溢れています。木々や湖、起伏に富んだ地形など、手つかずの美しい風景の中にあり、南向きの視界が開けています。アプローチは狭い渓谷を通り、川の水位によっては野生の川を渡る必要があります。背の高い松の木が立ち並ぶ静かな湖の環境が、ドラマチックな岩だらけのアプローチを引き立てています。立ち上る霧、オーロラ、そして寄り添うような輪郭が、この風景を特徴づけています。 |
嵯峨嵐山文華館 「嵯峨嵐山かちょうえん」嵯峨嵐山文華館では、2024年7月13日(土)〜 10月1日(火)の期間中、企画展「嵯峨嵐山かちょうえん」が開催されます。花鳥園といえば、まるで自然の中のような屋内で、放たれた鳥と自由に触れ合うことができる場所として知られています。幅広い世代の方々に親しまれている花鳥園ですが、実は「花鳥風月」など、日本の伝統的な価値観を意識して作られていることをご存知でしょうか。「花鳥風月」とは美しい自然の風景や風流なことを意味する言葉です。その「美」に対する思いを踏まえて、開園したのが「花鳥園」でした。一方、画家たちも古くから美しいものを絵画として表現しようと試み、花や鳥を主な題材とする「花鳥画」を描いてきました。本展は、共に日本の美意識を大切にする「美術館」と「花鳥園」の融合を目指した展覧会です。江戸時代から明治時代にかけて活躍した画家たちが描く、様々な鳥や美しい植物をご紹介いたします。鳳凰などの絵画でしか見ることができない想像上の鳥も必見です。絵画を見ながら鳥の鳴き声、生態、花の意味など子どもから大人まで楽しく学ぶことの出来る、夏休みにぴったりの企画展です。 |
国立国際美術館 特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」本展覧会では、美術家・梅津庸一(1982-)の、2000年代半ばより始まる仕事を総覧します。油彩による裸の自画像、多彩な抽象ドローイング、映像、陶芸、版画などの作品をとおして、梅津はこれまで、日本の美術(制度)史への愛憎半ばする批評的態度を表明してきました。また、その活動は作品制作だけにとどまらず、私塾の開設や、展覧会の企画、非営利ギャラリーの運営、テキストの執筆へも展開しています。彼の多種多様な活動を貫いているのは、「この国で美術家として生きることはいかにして可能なのか」という問いです。本展覧会は、そんな梅津からの問いかけを起点に、「人がものをつくる」という行為の可能性について根本から再考することを目指します。 |
やまぐちアートコミュニケータープログラム 2024 架空の学校「アルスコーレ」山口情報芸術センター[YCAM]では、山口市中心市街地活性化推進室と協働して進める「アートでつなぐまちの活性化事業」の一環として、一昨年、昨年に引き続き、アートや学びに関するイベントの企画制作に携わる人材を育成するプログラム「やまぐちアートコミュニケータープログラム」を実施します。「架空の学校『アルスコーレ』」という名称のもと、本プログラムは、アーティストの梅田哲也等と行う作品制作や街にまつわるリサーチ、山口市中心商店街での展覧会の運営、山口駅前の物件でのイベント企画・運営などを通し、参加者のイベントの企画制作に必要な「観る力」「面白がれる力」の習得を目指していきます。また、今年度からは公開プログラムとして、クリエイティブな活動に実践的に関わっていく力を養うための特別講座も開講します。参加者が山口市中心市街地を舞台に架空の学校生活を送る本プログラムを通じて、イベント制作に必要なさまざまなノウハウはもとより、山口市の街や暮らしとアートを結びつける視点なども身につけるきっかけになるでしょう。この機会にぜひご参加ください。 |
東京都現代美術館「開発好明 ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ」展東京都現代美術館では8月3日(土)より、都内美術館初となる開発好明(1966-)の大規模個展「開発好明 ART IS LIVE―ひとり民主主義へようこそ」展を開催します。開発はそのキャリアの最初期となる1990年代より、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーションを内包、誘発する表現活動を継続してきました。 |
パシフィコ横浜 「世界水準の国際アートフェア Tokyo Gendai」国内外の著名ギャラリーが一堂に会する世界水準のアートフェアTokyo Gendai(東京現代)が、2024年7月5日 (金) から7日(日)まで、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)にて開催されることが決定しました。初開催にして約2万1千人もの来場者を記録した昨年に続いて、第2回の開催となる今回は、初出展となるギャラリー24軒を含む、73ものギャラリーが世界20カ国から集結します。また、昨年に続き、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、「SMBCグループ」)がプリンシパルパートナーに就任することも決定しました。 |
【ADF Web Magazine】OKHAが最新コレクション「Sculpted Forms」をミラノ・デザイン・ウィークで発表南アフリカのデザインスタジオOKHAが、ミラノ・デザイン・ウィークで最新コレクション「Sculpted Forms」を発表しました。このコレクションは、時代を超越したエッセンスと未来志向のビジョンが融合しており、デザインと芸術性が出会う領域へと私たちを誘います。アダム・コートによって手掛けられた作品は、手つかずのアフリカの美しさと未開の精神からインスピレーションを得ています。 |
アートギャラリー・美術館情報 - 2024年5月おすすめ展覧会2024年5月開催のアートギャラリー・美術館の展覧会をご紹介します。開催スケジュールのほか、展示作品などの詳細情報をお伝えします。なお、最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどご確認のうえ、ご来館ください。 |
【ADF Web Magazine】HGXデザインの手掛ける「ハドソンバレー・レジデンス」HGXデザインは商業、ホスピタリティ、住宅のクライアントのために、さまざまなスケールのプロジェクトを手がけています。今回の「ハドソンバレー・レジデンス」は複数の住宅を所有するクライアントの依頼で、周囲の山々の美しい眺望と静寂、そして家族が集う場所を提供する隠れ家を構想しています。35エーカーの敷地の中心に位置するこの細長い住宅は、敷地の最も高い場所を南北に貫き、西側には山脈の眺望が広がっています。 |